スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

帰山 参番 純米吟醸 無加水 帰山蔵低温熟成

 第685回目。
 「帰山 参番 純米吟醸 無加水 帰山蔵低温熟成」――長野県の酒です。
 かなり前にこちらの生酒を飲んだのですが、今回の酒は6ヶ月以上熟成した物だそうです。
 ……いや、名前が同じなだけで全く同じ酒とは限らないのですが。結構感想も違いますし。
 ただこの違いは数年の間に私の味覚が変化した、とも考えられますね……いつか生酒にもリベンジしたいです。
 ……しかし、当時の感想は頑張っていますね、近頃は酸味の違いの表現なんてすっかり薄ぼんやりとした感じに……あー、イカン、もっとしっかりしないと……

 ……本文をどうぞ。

(飲み始め:2013年04月11日)

 若干重量感のある旨酸っぱい香りが、酒の香りと同居。

 おお、香り同様酸っぱ旨い味わい――いや、香りと比べるとだいぶ軽快です。
 ハッキリとした口内に絡み付く酸味と米の旨味、若干渋味。
 そしてそれらの後ろに続いてフワリと広がる甘味。
 うん、良いバランスです……
 若干好き嫌いはわかれそうですが、ハマる人は徹底的にハマると思います。
 私も結構好きですね~

 食べ物と合わせるなら味の濃いものと。
 やはりこれくらい酒の味が濃いと、味の薄い物じゃ当たり負けしてしまいます。

データ――
 原材料名 米、米こうじ
 使用米 信州産「美山錦」100%使用
 精米歩合 55%
 アルコール分 15度
 日本酒度 -16前後
 酸度 3前後
 製造年月 12.8.
 千曲錦酒造(株)


2013年04月12日追記――
 お、香りは若干軽快な感じに。
 穏やかな旨味を感じさせる香り。

 うん、香りと同様酸味も若干軽快になりました。
 そして甘味が若干増加。
 これは初日よりも確実に飲みやすくなった気がします!


2013年04月13日追記――
 旨味を感じさせる香りが若干強くなり、酒らしい香りも若干。

 しっとり旨酸っぱい味わいです。
 酸味や旨味の腰が若干強くなりました。
 ただ力強さは初日の方が上かも。
 悪くない……


2013年04月15日追記――
 しっとりとした酒の甘い香り。
 ほんのりヨーグルト風の香りも。

 甘味が若干増加。
 穏やかさと力強さが同居。
 旨甘酸っぱいです。


2013年04月17日追記――
 旨味を感じさせる香りが強く。
 若干ペタッとした感じも出現。

 うん、穏やかで飲みやすいですね。
 酸味も少々落ち着いた印象で、旨味や甘味と共に口内でたっぷりと。
 元の味が濃いので崩れた感じもありませんし。
 なかなかに良い感じですね~


1899082704_55.jpg
スポンサーサイト
tag : 純米吟醸 千曲錦酒造

帰山 古酒一九九八 参番 純米吟醸

 第382回目。
 「帰山 古酒一九九八 参番 純米吟醸」――長野県の酒です。
 二年以上前にこの酒の熟成前と同じ物だと思われる生酒を飲みました。
 当時の感想はこちら:「帰山 参番 純米吟醸生酒
 で、上記感想を見ていただければ分かるとおり、その酒はある意味キワモノと呼べるぐらいの、かなりのマニアックさを誇る代物でした。
 それがまさかこんな風に変わるとは……熟成って凄い。
 古酒らしくクセも多少ありますが、この独特の味わいは個人的にかなりお勧めです!
 では本文をば!

(飲み始め:2010年09月26日)

 古酒らしい熟成香。
 旨味を感じさせる香りに、わずかにカラメルを思わせる香りも。
 しかし重厚ながらもどこか軽快さを感じさせる香り。

 おお!これは良い酸味だ!
 ビシッと力強いながらも、不思議な柔らかさのある酸味と旨味が、ググッ、ジワリと。
 そしてその後ろから優しい甘味がスルリと顔を出し、パーッと広がります。
 後口には柑橘系の苦味。
 裏ラベルに「米の旨味とライムの様な酸味」と書かれていますが、なるほどと思わせる味わいです。
 ただ個人的にこの酸味はライムというより…………例えが思い浮かびませんでした(笑)
 旨味としっかり結びついた、非常に柔らかい印象の酸味です。若干の果物感もアリ。
 あー、古酒なので多少のクセはありますが、旨いですね~
 不思議と杯を重ねたくなります。うん、旨い。

 食べ物と合わせるなら酒自体の味がかなり強いので、缶詰めのような味の強い物か、甘い物と。
 甘い物と合うな~

 ぬる燗――
 旨味が増加。酸味が若干尖るものの、悪くない印象。

 熱燗――
 酸味がさらに尖りました。でも悪くないです!

 うん、燗も悪くないですが、そのまま飲んだ方がバランスが良いかな?
 その辺りはお好みで!

データ――
 原材料名 米、米麹
 使用米 信州産「美山錦」100%使用
 精米歩合 55%
 アルコール分 15度
 日本酒度 -16前後
 酸度 3前後
 製造年月 10.4.
 千曲錦酒造(株)


2010年09月27日追記――
 米の香りが増加。
 バターキャンディを思わせる香りに、酸味を感じさせる香りも。

 酸味が増加。初日とは別種の苦味も若干。
 含み香や味わいに穀物感が出現。
 穏やかな味わいです。


2010年09月28日追記――
 ふっくらとした甘い香り。

 前回の変化がそのまま進んだ印象。
 加えて甘味も増加。
 強めの柔らかい酸味に、香ばしい苦味、しっかりとした旨味とまろやかな甘味。
 複雑で多層的な味わい。
 うん、良い酒です!


2010年09月30日追記――
 酸味を感じさせる香りとアルコールの香りが増加。穏やかな香り。

 苦味が若干増加。口に含んだ瞬間よりも、一拍置いた後にしっかりとした味わいがググッと。
 腰の強い酸味と旨味、そこに絡む甘味と苦味。
 微妙にクセ、というか強い味わいになってきました。
 ただこれはこれで良い感じです。


2010年10月02日追記――
 米に、香ばしい――ココアキャンディ風の香り?
 いや、違うかな……

 若干果実酢を思わせるまろやかな酸味。旨味たっぷり。
 苦味や渋味がじわじわと増加。
 それでも悪くないですね~

 お、以前と比べると食べ物との相性はかなり良く。
 幅広い食べ物と無難に合わせられるようになりました。
 おお!やっぱり甘い物と合います!饅頭が旨い!(笑)

 うん、良い酒でした!
 ただ開栓後しばらく経つと、この酒ならではの個性が薄れてしまいました。
 決して崩れている訳ではないので、日数をかけてのんびりと飲んでも良いと思いますが、個人的には開栓後二、三日で飲みきるのをお勧めします。
 こういう感じの古酒も良いですね~
 また飲もう。うん。


1590674718_116.jpg tag : 純米吟醸 千曲錦酒造

純米 Riz Vin 7 (リ・ヴァン セブン)

 第255回目。
 「純米 Riz Vin 7 (リ・ヴァン セブン)」――長野県の酒です。
 低アルコールの日本酒――酒造会社の言葉を借りるならライスワイン――になります。
 日本酒度や酸度を見ていただけると分かるとおり、味わいもかなり独特です。
 ……低アルコールの日本酒も結構良い物ですね。

――
 色は茶色強めのリンゴジュース。
 香りは……シードル?軽いリンゴ感。
 濃いめの甘い香り。

 ん、酸味が強い!酸味がギューッと。
 ただキツい酸味ではなく、野性味溢れる果実のような酸味。
 多層構造な酸味に続くのは、やはり果実感溢れる甘味。そして渋味に苦味も。
 果実酒を思わせる味わいが強く、結構飲んでいて面白いですねー
 む、杯を重ねる毎にドンドン飲みやすくなってきますね。
 そうなってくると、アルコール度数の低さが良く分かるように。
 うん、なかなかに良い味わい!

 食べ物とは全く合わず……酸味の干渉が激しいです。
 合わせるならドライフルーツなど。
 ……ただ単独で飲むべきですね。

 なかなかに良い酒でした!
 若干クセはあるものの、アルコール度数が低いのでカパカパ飲めます。


開栓三日目――
 若干酸味を感じさせる香りが強く。

 爽快感のある酸味がスーッと。アルコール感がさらに減少。
 初日より柔らかくなった気がしますね~
 例えるなら――リンゴ酢やリンゴジュースを混ぜた爽やか健康飲料?
 私は結構好きな味わいです。


開栓五日目――
 香りの質は強く、しかし量は減少。

 酸味の質が若干変化。果実酢の方向に微妙にシフト。
 しかし以前よりもさらに柔らかくなった印象。
 口当たりの優しい健康飲料風。
 崩れませんね~
 良い酒でした!

データ――
 原材料名 米、米麹
 原料米 美山錦
 精米歩合 55%
 アルコール分 7%以上8%未満
 日本酒度 -70~-90
 酸度 5.9~6.4
 使用酵母 長野酵母
 製造年月 09.7.
 千曲錦酒造(株)


1277396005_84.jpg

 ↓お気に召しましたらクリックにご協力お願いします。

 にほんブログ村 日本酒・地酒 にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ

 人気ブログランキング(お酒・ドリンク) banner_04.gif tag : 純米 千曲錦酒造

帰山 参番 純米吟醸生酒

 第49回目。
 人を選びますが、好きな人は本当に好きな酒だと思います。

 ……データを見ながら色々と考えるのは楽しいなぁ。

(飲み始め:2008年07月31日)

 長野県の酒です。
 「帰山(きざん)参番 純米吟醸生酒」

 この酒造会社のホームページ上では、以下のような意気込みが語られています。
 「淡麗辛口酒と対極の酒質を備えた、甘酸調和・濃醇旨口純米酒」
 「10人の内1人でも「これでなければ」と言われるような個性の光る地酒として存在したい」
 と言う訳で、今回は飲む前にデータを出しておきましょうか。

データ――
 アルコール分 15度以上16度未満
 日本酒度 -15.0
 酸度 3.1
 原材料名 米、米麹
 使用米 美山錦
 精米歩合 55%
 酵母 非公開
 製造年月 08.06
 千曲錦酒造(株)

 ……注目すべきは日本酒度と酸度。平成18年度全国新酒鑑評会出品酒の平均日本酒度が+3.6、酸度が1.3であることから考えると異常な値ですね。
 (注:日本酒度とは水を±0とした値で、日本酒の比重を示すもの。+で水より軽く、-で重くなる。一般的に日本酒度が-の酒は糖分が多く含まれるので、甘口であると言われている)

 昭和40年頃に市販されていた普通酒は日本酒度-7.0、酸度2.0ぐらいだったようですが、これは糖分や調味料を添加した三増酒がメインだったので比較対象としては微妙です。
 実際に糖分を加えていただけあってベタベタとして甘かったらしいですし。

 なので比較するために、さらに時代をさかのぼります――
 昭和13年の品評会出品酒!日本酒度は-10.5、酸度は2.2。
 清酒の原料としてアルコールの使用が認められたのは昭和17年ですから、この値は純米酒としての物となります。
 しかもこの酒は酸度の高さや糖分の少なさによって決して甘口の酒ではなかったとのこと。
 酒の比重を高めるエキス分の内訳は、三増酒と違って大半が糖分ではありませんからね~
 つまり――その当時から既に日本酒度だけが甘辛の決め手ではなかった、と言うことですね。
 では当時のデータを上回る、異常とも思えるデータのこの酒の味とはいかがな物でしょう?

 ――

 おお……香りからして重厚感が(笑)
 濃い酒の香りに蜜のような甘い香り、そこに渋皮のような香りがわずかに……
 これは面白いですね~

 酸味が口内を駆け巡ります。舌全体、口全体、喉……
 酸味が強いなー……甘味はそれほど感じず、舌の先で感じる程度。
 この酸味は何由来だろう?酢酸やクエン酸ではないな……乳酸に、コハク酸?リンゴ酸?
 こういう時には舌の経験不足が恨めしいですね。
 (2010年10月04日追記:今から想像してみると、乳酸メインでリンゴ酸+他諸々とかでしょうか?いつかもう一度飲んでみなければ!……しかし、現在でも正確に答える自信はありません、むむむ)
 そして――渋味や苦味が舌の奥と喉で自己主張。酸味と合わさり結構ツンケンしています。
 何だろう?例えるなら、花を観賞するための植物の実を食べた感じ?
 観賞用じゃなくて、食用の実は別に売ってますよー、みたいな。
 ……ソメイヨシノの実とか。……言い過ぎか(笑)

 酸味と渋味が干渉し過ぎるので、基本的に食べ物には合いません。
 甘味の強いつまみ系の物や、甘い食べ物にはまだマシ?……いや渋過ぎて駄目かな。

 むはー、この酒はあまり量を飲めませんね!
 個性的な酒は好きですが、これは少々やり過ぎな気もします(笑)
 でも好きな人は好きだと思います。私も嫌いと言う訳ではありませんし。

 変化……?今のところ想像も出来ません……
 しかし面白い酒でした!


2008年08月01日追記――
 香りは全く変わらず。味も……変化していない?
 相変わらず酸味と渋味が強い感じです。

 燗してみる。
 ぬる燗……お、これは意外に旨い。
 甘味がハッキリとして、ホットワインでも飲んでいるかのよう。
 熱燗。酸味がツンケンしますが、まあアリかな?

 一番バランス良く感じたのはぬる燗の少し温度高めぐらいでしょうか。
 その温度だと渋味も弱く感じます。食べ物にはやはり合いませんが。
 む、甘い食べ物にはイケる、ような?うん、少しは。

 久々に燗付けの有用性を実感しました~
 ……次は、ちょっと置くべきか。


2008年08月06日追記――
 相変わらず濃い香りですねー

 味は……む?前よりスッキリしたような。
 やはり酸味は強めですが、以前に感じたトゲトゲしさはほとんど無く、渋味も大幅に減少。
 そして飲み込む瞬間には渋味よりも、むしろ甘味を感じるように。
 おお、ずいぶんと飲みやすくなりましたねー
 全体的にかなり丸く、柔らかくなりました。
 うん、この味は結構好きです。
 ……ただ開栓直後の味が好きな人には物足りないかもしれませんねー
 いや、それも含めて愛してこそのヘビーユーザーか(笑)

 うーん、こういう変化、たまりませんね……
 非常に個性的で面白い酒でした。


887534281_191.jpg tag : 純米吟醸 千曲錦酒造
「Save The 東北の酒」
Save The 東北の酒
全記事表示リンク

全ての感想を一覧で表示

このブログについて
開栓後の味や香りの変化にも注目した日本酒ブログです。
ただし感想はあくまでも主観的な物なのでご理解の程を。
「旨い酒から変わった酒まで、全ては興味の赴くままに?」

※記事に関係の無いコメント等は削除する可能性があります。ご了承ください。
――
ご用の方は下記アドレスまでご連絡を。
kutatasake●gmail.com
※(●を@に置き換えてください。)
――
ブログへのリンクはご自由にどうぞ!
都道府県別感想
特定名称区分別・会社別感想
 純米大吟醸大吟醸
 純米吟醸吟醸
 特別純米特別本醸造
 純米本醸造
 普通酒その他
 区分不明

 
ブログ内検索
カレンダー(月別)
08 ≪│2017/09│≫ 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新記事



etc
プロフィール

kutata

Author:kutata
日本酒大好き。
評価の高い酒を見ると、思わず飛びついてしまう習性有り。
酒はある種の芸術品だと思っています。


――
お気に召しましたらクリックにご協力を~
にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ banner_04.gif
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。