根知男山 純米吟醸生原酒無濾過 平成二十一酒造年度醸造

 第324回目。
 「根知男山 純米吟醸生原酒無濾過 平成二十一酒造年度醸造」――新潟県の酒です。
 1年半程前にこの酒の中汲みを飲みました……かなり昔に感じられます。
 と言うわけで、必死に当時の記憶を呼び覚ましながら飲んでみたのですが、記憶にあった味とは全く違う味わいに感じられました。
 そして今、当時の記事を読み返してみたのですが、やはり全く違うようで……
 この違いは「中汲みかそうでないか」ぐらいの問題ではなく、根本的に酒の方向性を変えたぐらいの違いだったように思えます。
 あ、データも全然違いますね……どうやら体調の問題では無さそうです(笑)

 細かい感想は本文中に譲りますが、個性的でなかなかに良い酒でした。
 ……ただ、以前飲んだ物(19BY?)が非常に好みの味わいだったので、若干寂しかったですねー
 本文をどうぞ~

(飲み始め:2010年02月06日)

 穏やかな香り。米とブドウ?
 バターキャンディを思わせる香りもわずかに。

 柔らかくて濃い旨味と甘味がジワッと口の隅々まで染み渡ります。
 生原酒らしく濃厚な味わいですが、それよりも穏やかさの方が目立つ印象。
 若干バターとシロップを思わせる含み香に、塩味を想起させる強めの旨味が組み合わさり、かなりまったりとした味わいです。
 これはアリですね~
 む、飲んでいる内に旨味がさらに強く感じられるように。
 うーん、旨口だー

 おお、食べ物との相性はかなり万能!
 パンなどの味の薄い物から、つまみ系の物や甘い物までかなり幅広く合わせられます。
 食中酒としてこれはかなりレベルが高いですね~

 ぬる燗――
 旨味がさらに強く!
 旨口どころか旨味たっぷりスープ?

 熱燗――
 ……甘くない甘酒?
 面白いわー
 ちょっと変わった味わいですが、熱燗にしても楽しいですね~

 データ――
 原材料名 米、米こうじ
 原料米 地元根知谷産五百万石
 精米歩合 55%
 アルコール分 17度以上18度未満
 日本酒度 ±0
 酸度 1.4
 アミノ酸度 1.4
 製造年月 09.12
 (名)渡辺酒造店


2010年02月07日追記――
 ミルクやバター、わずかにクリームチーズ風の香りも。

 うん旨口です!
 強い旨味が微妙に雑味を感じさせますが、悪くないですね~
 甘味が微妙に増加?


2010年02月08日追記――
 アルコールの香りが増加。
 甘い酒の香りに若干ヨーグルト系の香り。

 甘味とアルコールの風味が増加。
 相対的に旨味は若干控えめに感じますねー


2010年02月10日追記――
 香りはアルコールにヨーグルト、バター、若干エステル香。

 前回の変化がそのまま進んだ印象。
 後口の雑味は増していますが悪くないです。


2010年02月12日追記――
 香りは若干スッキリ。

 お、甘味が旨味を上回ったような?
 いや、同じくらいかな?……む、飲んでいる内に旨味の方が強く。
 前回追記時ももう少し量を飲めば、旨味を強く感じていたのかも知れませんねー

 濃い旨味と甘味、そして酸味と渋味、アルコールの風味、若干苦味にエグみ。
 雑味が増え、口当たりも悪くなってきているものの、大きく崩れた感じではありません。
 ただ、開栓してすぐの頃に感じた「これぞ旨口!」といった印象はだいぶ薄れてきました。
 初日の味が好きな方には微妙に物足りないかも知れませんが、逆に初日を重たく感じた方には飲みやすくなってきている、かも?
 私は……個性的な初日推しで!


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根知男山 純米

 第80回目。
 同じ名前を冠しながら全く違う酒質にすることのメリットって何でしょう?
 人によっては、低価格帯の物を飲んだことで「こんな感じか」と、高価格帯の物の飲む気を失ってしまう場合もあるのでは無いでしょうか?
 別のブランドを作るか、飲む前からどんな酒かが分かる名前(副タイトルをつけるとか)にすれば良いのに、と思った今日この頃でした。

(飲み始め:2008年11月07日)

 新潟県の酒です。
 「根知男山 純米」

 甘い香り。酒らしい香り。もろみのような香りも。

 酸味、米の旨味。続いて甘味とアルコールの味わい。後口には渋味が少々。
 柔らかい酒質。若干もったりしているので、人によっては重たく感じる可能性も?
 ただ、しっかりとした米の味わいが楽しめる酒だと思います。
 ……しかし逆に線が細いと言えなくも無いような?
 意外に言葉に表すのが難しい酒ですね……

 食べ物との相性はなかなかのもの。
 んー、まったり。

 ぬる燗――
 非常に和む味わいです。柔らかく膨らむ感じ?
 これはなかなかに良い!
 熱燗――
 少しアルコールの主張が気になります……
 燗冷まし――
 む、結構エグみが……
 温めるなら、ぬる燗が一番ですね~

 以前飲んだ「純米吟醸中汲み」のような鮮烈な旨さはありませんが、非常にまったり飲める味わいです。カパカパ飲めます。
 少々飲み過ぎました……

データ――
 原材料名 米、米こうじ
 精米歩合 60%
 アルコール分 15度以上16度未満
 製造年月 08.1.
 (名)渡辺酒造店


2008年11月10日追記――
 酒らしい香り。

 渋味が若干増加した以外、ほぼ変化は無し。
 ただ全体的に少し濃くなったかな?

 もう少し置きます。


2008年11月14日追記――
 非常に酒らしい香り。

 む?何だかもの凄くスッキリしたような?
 キリッとしたアルコールの味わいと酸味……米の旨味にわずかな甘味。
 何だか根知男山らしくない、淡麗辛口な印象に。
 ……何故?
 ただまあ、これはこれでアリかな?

 燗――
 ぬる燗は少々エグみが気になり、熱燗はアルコールがキツめ。
 しかし燗冷ましは軽めの甘味が心地良く、まったりと飲めます。これはなかなか。
 燗をするなら燗冷ましでいきましょう!
 ……初日とは微妙に結果が異なりましたね。

 ――
 純米吟醸とは全く違う味わいでした。
 低価格帯の酒と言うことで、晩酌向けの飲み飽きしない酒質にしたのかもしれませんね。


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tag : 純米 渡辺酒造店

根知男山 純米吟醸 中汲み無濾過生原酒

 第40回目。
 無濾過生原酒の素晴らしさをこの酒に思い知らされました。
 以前飲んだ純米吟醸のマイナーチェンジぐらいの味だろうと思って飲んだら全くの別物……しかもかなりの旨さ!これは衝撃的でしたね~
 こうして私はまた、日本酒追究の新たな泥沼へと突き進んで行くことになるのでした(笑)
 微妙な違いだけで大きく変化するのが日本酒の怖さ……まあそれが楽しいんですけども。
 では、本文をどうぞ。
 (2010年02月13日追記――どうやらこの頃は生酒と火入れの酒の区別がイマイチついていなかったようです。……他の記事にも訂正すべき事が色々とありそうですが、怖くて見られません(笑) 21BYの感想はこちら)

(飲み始め:2008年07月08日)

 新潟県の酒です!
 「根知男山 純米吟醸 中汲み無濾過生原酒」
 写真にもあるとおり地域密着型の酒造りを行っているようですね。

 さて――
 酒の甘い香り……桃のような香りも混ざります。

 おお、これは旨い!
 ふっくらと柔らかい酒質で口当たりはまろやか。
 柔らかい酸味と甘味はバランスが良く……何だろう、例えるなら酸味が強めのスイカを食べているような?……いやこの例は微妙か(笑)
 何と言うか口に広がった甘味を酸味がスッと抑え込むようなイメージ?
 とにかくジューシー。旨味は他の味覚より軽めかな?
 雑味もほとんど無く、加えて生酒独特の微炭酸が良いですね!

 食べ物との相性は……濃い味の食べ物には合いますが、薄い物には余り合わず。
 つまみ系の食べ物とは相性抜群!……これも居酒屋にあったらヤバそうです。

 ぬる燗――
 あ、これはアリですね。長所をあまり消さずにさらに柔らかく……
 でも香りの面ではマイナスなので、無理に燗する必要は無いかな?

 ――
 まさかここまで普通の純米吟醸と違うとは!
 とても良い酒でした!これはまた飲まなければなりますまい!

データ――
 アルコール分 16度以上17度未満
 原材料名 米、米こうじ
 原料米 根知谷産「一等米 五百万石」
 精米歩合 55%
 日本酒度 +4.0
 酸度 1.6
 アミノ酸度 0.7
 製造年月 08.1
 (名)渡辺酒造店


2008年07月09日追記――
 酒の香りが増加し、全体的に香りは重たくなった印象。
 味は崩れていませんが、旨味を強く感じるようになった分鮮烈さが減少した気も。
 でもまだまだイケますね~


2008年07月10日追記――
 多少全体的に味が濃くなりました。
 その中でも特に甘味が強くなった感じです。
 まだ旨いですが、初日の見事なバランスは崩れてしまいましたね……
 そして飲み干した後、舌の上に渋味が少々出現。
 む……しかし味の薄い食べ物とも合うようになりました。

 ただ飲むならやはり初日ですね。あれは素晴らしかった……
 この銘柄はまた買います!


863560671_219.jpg 863560671_186.jpg tag : 純米吟醸 渡辺酒造店

根知男山 純米吟醸

 第17回目。
 新潟県の酒が続きます。……この辺りは意識したようなしなかったような?
 それはともかく、新潟の酒と言えば淡麗辛口と言うのが一般的なイメージですが、近頃ではこの酒も含め色々と個性的な物が増えてきました。
 そのような酒はしっかりとした信念を持って造られているので、良い酒が多い!……と断言できるぐらい、色々な銘柄を飲んでいきたいですね~
 ……また台無し気味ですが、本文をどうぞ。

(飲み始め:2008年03月29日)

 本日の酒は新潟県の――
 「根知男山 純米吟醸」

 米の香りににマスカットのような香りが混ざります。
 そして口から鼻に抜ける香りはラムネ系。
 爽やかな酸味にスッキリとした甘味、しかし酒の旨味やコクもしっかりと感じさせてくれます。
 濃醇旨口――新潟県にありながらも新潟らしくない酒、といったところでしょうか。
 さっぱりとした食べ物に良く合います。味付け無しの生キャベツとか。
 ただ洋風のソースとは相性が悪い感じ、かな?
 お、甘い物にも良いなあ……うん旨い。良い酒です!

 燗をつけると酸味と旨味がぎっしり凝縮したような味わいに。
 ただせっかくの綺麗な香りが飛んでしまうので少々もったいない感じですねー
 この酒は冷やしてキリリといただきましょう!

データ――
 アルコール分 15度以上16度未満
 原材料名 米、米こうじ
 精米歩合 55%
 (名)渡辺酒造店


2008年03月31日追記――
 コクがありながらもどこかスッキリとしています。
 甘味が結構強くなりましたが旨い……
 良い酒です。やはりさっぱりとした食べ物に良く合いますね。

 お燗。
 これは良くなりました!
 甘味と酸味のバランスが良い感じ。
 うん、燗したのに香りが消えませんし。
 お勧めの温度は熱燗直前ぐらいでしょうか?
 こりゃ温まります……旨いなー
 しかし先日とはまるで違う印象ですね~

 冷蔵庫に入ってる純米吟醸生原酒も楽しみです!


759749247_21.jpg tag : 純米吟醸 渡辺酒造店
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このブログについて
開栓後の味や香りの変化にも注目した日本酒ブログです。
ただし感想はあくまでも主観的な物なのでご理解の程を。
「旨い酒から変わった酒まで、全ては興味の赴くままに?」

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プロフィール

kutata

Author:kutata
日本酒大好き。
評価の高い酒を見ると、思わず飛びついてしまう習性有り。
酒はある種の芸術品だと思っています。


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