百楽門どぶろく 山田錦生酒‏

 番外編です。
 「百楽門どぶろく 山田錦生酒」――奈良県の濁酒です。
 以前飲んだ同社のどぶろくは新嘗感謝祭の御神酒にも使われる水もと仕込みの濁酒でしたが、今回は「清酒でいう「兵庫の山田錦の純米大吟醸のもろみ」を、そのまま瓶詰めした商品」とのことです。
 兵庫県産山田錦使用で精米歩合が50%……逆に清酒じゃないのが勿体ないスペックですねー
 ……ただ、いつも言っていますが、私はこういう挑戦的な酒が大好きです(笑)

(飲み始め:2010年10月29日)

 「狂暴につき取り扱い注意」
 ……ラベルの文句にトキメキを禁じ得ません(笑)
 さあオープン!
 …………あれ?全く泡が上らず。
 と、思ったらジワジワと液面が上昇して――蓋を閉じても駄目だ!……結局一分程で蓋ギリギリまで…………
 不覚!これは完全に裏目だー……食事前に炭酸を少しでも抜いておこうとさえしなければ!
 ……ただ開栓して液面が上がる前に飲んだとしたら、「炭酸は強くありませんでした、ちょっと残念」みたいな感想になっていた可能性もあるので、仕方ないと言えば仕方ないのかもしれませんねー
 ああ、開けたらやっぱり少しこぼれました……でも液面が下がって開けられるように。
 まあこぼれたのも5mlぐらいですし、気にしない方向でいきましょう!(笑)

 さて――
 まずは上澄み(?)というか……泡だ!
 米に何らかの爽やかな香り……お茶っぽい感じもあるような?出来たての酒独特の青っぽい香り?
 でも不思議と良い香りですね~

 おお、シュワシュワ!
 炭酸の爽やかな味わいに米の旨味がたっぷりです。

 続いて酒部分を。
 香りは変わらず。
 泡部分と比べると炭酸が若干減り、旨味と炭酸以外の酸味、若干の甘味が、炭酸由来の酸味と共に前面に出てきました。
 そしてアルコールの味わいがビシッと!
 後口には若干の苦味に渋味。
 甘味控えめで結構キリッとした味わいのどぶろくです。

 炭酸の強さは油断すると噴きこぼれるぐらいでしたが、にごり部分が完全に混ざり合うほどではないようですね。
 重い米粒が瓶の底に若干沈んでいます。

 炭酸で爽やか、なのにまったり。
 この飲み口の爽やかさには高精白も関わっているのかな?
 うん、なかなかに良い味わいでした!

データ――
 原材料名 米、米麹
 原料米 兵庫県産山田錦100%
 精米歩合 50%
 アルコール分 14度
 日本酒度 -7
 酸度 1.9
 製造年月 22.9.
 葛城酒造(株)


2010年10月30日追記――
 上澄み――
 もろみの香り。若干新酒っぽい香り?
 酸味がメインで旨味と苦味が続きます。

 続いて混ぜて――
 米の香りが追加。
 初日のお茶っぽい謎の香りはほぼ消滅。

 やはり甘さ控えめな味わい。……む、甘味が若干減ったかも。
 酸味と旨味、アルコールの味わいがキリッと。
 米の風味が強くなりました。
 そして炭酸が減って若干まったりとした印象に。後口の渋味が増加。
 うん、悪くないです。


2010年10月31日追記――
 お、遠くから嗅ぐとメロン系の香りが!
 そして鼻を近づけると米やもろみの香りがメイン。ただ昨日よりも若干スッキリとしたように感じます。

 炭酸以外の酸味が強く。
 他は余り変わらない感じですねー
 いや、さらに若干辛口になったかも?


2010年11月02日追記――
 酒を注いだ時に立ち上る香りは、かき氷のメロンシロップを思わせる香り。
 鼻を近づけると……前回よりさらに香りがスッキリと。
 米に酸味を感じさせる香りが、シロップ系の香りと混ざって良い感じです。

 旨味と甘味が増加し、かなり穏やかな印象に。
 辛口な感じはほとんど無くなりました。
 キリッとした酸味と共に米の旨味がたっぷり、そして若干弱めながらも柔らかい甘味がふわりと。
 うん、良い感じです。


2010年11月04日追記――
 やっぱりこの香りはメロンシロップだなー
 そして鼻を近づけると、前回よりも甘い香りが濃く感じられるように。
 柔らかい香りです。

 旨味と渋味、アルコールの風味、苦味が増加。酸味と共にジワリと。
 若干クセが増してきました。
 大崩れはしていませんが、炭酸がほとんど無くなり、口当たりも少々重たくなってきました。
 前回までの変化は結構面白かったのですが、ここまでは置かない方が良さそうです。


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tag : その他 葛城酒造

百楽門 どぶろく生酒 (21BY)

 番外編です。
 「百楽門 どぶろく生酒 (21BY)」――奈良県の酒です。
 ……新年一発目の更新が日本酒じゃないってどういう事なんでしょう(笑)
 いやぁ、本文中でも「新酒第一弾が~」と言っていますが、まさか二重の意味で変化球になってしまうとは……
 まあ、それはともかくとして本文をどうぞ!
 ――
 微妙に喪中気味なので、新年の挨拶は控えさせていただきますが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

(飲み始め:2009年12月25日)

 さて、新酒第一弾はこの酒です!
 第一弾なのに、日本酒(清酒)じゃないとは自分の思考が良くわかりません(笑)
 それでは早速オープン!……開栓注意?知ったことか!
 ……
 …………開けられないわー
 蓋をゆるめた瞬間に蓋ギリギリまで上がった液面が全く下がる気配無し……
 そう言えば去年も途中でどうでも良くなって無理矢理開けたんでした……
 このままだと二時間かけても開く気がしないので、一升瓶じゃないけど無理矢理木槌で蓋に穴を開けてみるかなー

 コンコンと――はい貫通。
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 ……これは抜いたら100%噴き出しますね(笑)
 よし!千枚通しを抜くと同時に猪口で酒を受け――うぎゃ!
 いかん!一合サイズの猪口じゃ全然足りない!押さえるしか!

 ……しかし凄まじい量のガスでした。
 正攻法じゃ絶対無理ですよこれ……
 ただ今回は実際にこぼした量もわずか!……わずか?
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 これは勝利――と呼べなくもないですよね?
 新聞がちょっと濡れたぐらいですからね!……うん、負けじゃない。

 さて、怪我の功名で今回は上澄みが飲めます(笑)
 香りは若干ビールを甘くしたような香り?
 酵母や素材の香りがダイレクトにある感じです。

 味は……うーんフレッシュ!
 口内を満たす柔らかい甘味、旨味、酸味。
 ピリピリとした炭酸の刺激感が心地良いですね。
 甘味が結構強めですなー
 米のジュース風?これは飲みやすい!
 特殊な製法(水もと仕込み)の酒とは言え、やっぱり実力ある蔵の酒ですね。旨いです。

 さて続いて混ぜて――と言うか自然に混ざった物を(笑)
 ドボドボ注ぐ。固形だ!
 あー、見た目のプツプツ感が良いですね~。造り途中の酒のようです。
 香りには若干ヨーグルト系を追加?

 おお、米のつぶつぶが楽しい!食べる酒って感じです。
 上澄みのみの状態に酸味、旨味を大幅追加、若干苦味も追加。
 味が増えたためか甘味は上澄みに比べてかなり抑え目で、複雑と言うか少々雑多な印象はあるものの、それが逆に良い感じです。
 炭酸の刺激感も増えてさらにピリピリ。
 あー、止まらん(笑)
 カパカパ飲めます!

 食べ物と合わせるなら味の濃い物と。
 こういう強烈な酒には普通の食べ物じゃ負けちゃいますねー

 なかなかに良い酒でした!
 今回は追記もしますよ~

データ――
 原材料名 米、米麹
 アルコール分 16度
 製造年月 21.11.
 葛城酒造(株)


2009年12月26日追記――
 甘い香り。酵母に……若干リンゴ風?

 炭酸は微炭酸ぐらい。
 炭酸が減ったためか、甘味を若干強く感じるように。
 酸味、甘味、旨味がジュワッと。続くのは若干の苦味。
 初日よりも米の旨味がダイレクトに伝わります。
 なかなかに良いですね~


2009年12月27日追記――
 炭酸が抜け、見た目は甘酒そのもの。
 濃く甘い酒の香り。

 甘味が若干増加。
 炭酸の刺激はほぼ消滅、口当たりや食感は甘酒。
 強めの甘味と旨味に絡む酸味に若干の苦味。
 これもアリだな……


2009年12月29日追記――
 香りは若干控え目に。

 旨味が増加。
 食感や舌触りは少々重たく――これは単に沈殿物の量?
 少々雑味が増してきた気もしますが、まだ大丈夫です!


2009年12月31日追記――
 穏やかな酒と米の香り。

 濃厚な旨味、酸味、甘味、続いて渋味に若干苦味。後口にはエグみ少々。
 口当たりは少々粉っぽくなり、舌に引っかかる感触も強く。
 雑味も大分増えた印象ですが、全体のバランスはなかなかに良い感じです。
 む、温度が上がると旨味が増加し、粗も少々目立つようになりますね。
 若干もったり感が。

 ううむ、個人的には今日の状態もそれほど悪くないのですが、やはりこの酒は強炭酸と一緒にスパッと飲んでしまうのが一番旨いと思います。
 開栓するのは大変でしたが、良い酒でした!


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百楽門 純米生原酒 五百万石

 第164回目。
 以前この会社の濁酒(百楽門 どぶろく生酒)を飲みましたが、今回は清酒です。
 種類が多くてどれを買おうか迷ったのですが、今回の物が『dancyu』に掲載されたと謳われていたので購入してみました。……相変わらず私はそう言うのに弱いです(笑)
 次はもう少し高い物にも挑戦しますよ~

(飲み始め:2009年04月07日)

 奈良県の酒です。
 「百楽門 純米生原酒 五百万石」

 わずかにオリが絡んでいます。
 スッキリとした甘い香り。……青リンゴ+バナナかな?

 柔らかくまったりとした口当たり。
 優しい甘味と旨味がふんわりと口内で膨らみます。そしてそれを引き締める軽快な酸味。
 含み香にはわずかにチェリー系の趣も。後口には渋味が若干。
 うん、良い味わいです……

 食べ物との相性は甘味と渋味が若干干渉。
 合わせるなら味の濃い物や甘味のある物ですね。

 まったりとした味わいの良い酒でした!

データ――
 原材料名 米、米麹
 原料米 五百万石100%
 使用精米歩合 60%
 アルコール分 17度以上18度未満
 日本酒度 +7
 酸度 1.2
 製造年月 20.12.
 葛城酒造(株)


2009年04月08日追記――
 香りが濃くなり、アルコールの香りも増加。

 酸味と旨味、渋味が増加。エステル系の含み香も。
 少々崩れたものの、まったり。
 もう少し置きます。


2009年04月11日追記――
 香りは若干濃く。

 旨味、酸味、甘味。甘味は減少。以前よりキリッと。
 含み香はバナナ系が若干。まったり。


2009年04月14日追記――
 若干ヨーグルトを思わせる香りが混ざります。

 含み香は……パイナップルに若干ミルク。
 腰の強いしっかりとした旨味をキリッとした酸味と軽めの甘味が追いかけます。
 渋味が結構増加し後口にはエグみも。
 またバランスも初期に比べて崩れてきていますが、個人的には嫌いじゃありません。
 ……ただやはり早めに飲んだ方が美味しく飲めると思います。

 次はもう少し高精白な物を飲んでみます!


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百楽門(ひゃくらくもん) どぶろく生酒

 番外編です。……少々不本意ですが。
 「アルコール分が20度未満かつエキス分2度以上のもの」に抵触したから雑酒になってしまったんでしょう。
 (2009年12月15日追記――間違いでした。一度も濾過していないから清酒ではない、が正解です。)
 ううむ……
 そして、今回は全編を通して微妙なテンションで失礼致します(笑)

 ……しかし最近酒量が増え過ぎですね。
 追記出来ずに申し訳ありません……

(記述日:2008年12月13日)

 本日は奈良県の酒です。
 「百楽門 どぶろく生酒」
 厳密に言うと清酒(日本酒)じゃないようですが……多分エキス分が2度以上あるせい?

 開栓注意だ?
 余裕だろ!
 ……そう思っていた時期が私にもありました。
 つーか、もろみが!もろみが!もろみが浮かび上がってきて液面が既に限界に!
 蓋までMAXだよ!空気を抜く余裕が無いよ……これはどうしたら!?

 …………知ったことか!!

 場所を風呂場に移しましてレッツオープン!
 ぬわーっ!
 ああ……蓋を押さえているのにこぼれるのを止められない……60mlぐらいこぼれた気が……

 ……瓶をシャワーで水洗いしましてー……さて、頂いてみましょうか!(?)

 注ぐという感じではなく、器にボトボト流し込む感じですねー……

 甘いフレッシュな香りに酒の香り。ヨーグルト系の香りも。

 濃い!甘味、旨味、酸味、渋味……味が口内で炸裂します。
 おお、炭酸が非常に良いですね!シュワシュワと口の中ではじけます!旨い!
 凄まじいまでの米の食感(米粒がそのまま)、クリーム感が強烈だー
 ……ただ苦手な人はこれが駄目みたいです。
 私は結構好きなんですが!

 食べ物との相性は結構良い感じ。む、意外に万能選手?

 くはぁー
 飲みやすいんでカパカパ幾らでも飲めそうだわー
 結構こぼれたとは言え1人でほぼ一本空けてしまいました……活性濁り酒怖いわー
 旨かったです!

 百楽門の他の酒も買ってみます!

データ――
 原材料名 米、米麹
 アルコール分 16度
 製造年月 20.11.
 葛城酒造(株)


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tag : その他 葛城酒造
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このブログについて
開栓後の味や香りの変化にも注目した日本酒ブログです。
ただし感想はあくまでも主観的な物なのでご理解の程を。
「旨い酒から変わった酒まで、全ては興味の赴くままに?」

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kutata

Author:kutata
日本酒大好き。
評価の高い酒を見ると、思わず飛びついてしまう習性有り。
酒はある種の芸術品だと思っています。


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