酔鯨 純米吟醸 吟麗

 第614回目。
 「酔鯨 純米吟醸 吟麗」――高知県の酒です。
 酒どころ土佐の、飲み応えたっぷりな辛口酒になります。
 本文中にも書きましたが、こういった感じの力強い酒も良いですよね~
 土佐の方々は晩酌に一升単位で酒を飲み干している、というのは私がどろめ祭りをテレビで見て以来勝手に持っているイメージですが(笑)、やはり余り強くない一酒飲みとしては、その程度余裕でこなせるぐらいの頑健さを一度は身につけてみたいものです。
 ……あれ?これは一体何の話でしょう?(笑)
 ……何にせよ今回の酒は、力強い辛口の酒が飲みたい方にお勧めです!
 では本文をば!

(飲み始め:2012年09月13日)

 お、綺麗な香りですね!
 スッキリ柔らかい甘い香り。
 若干ラムネにブドウ?

 おお!香りから想像していた味わいよりも、キリッと辛口です!
 不思議と柔らかさも感じられるアルコールの風味と酸味が、口内をビシリと力強く引き締め、そのままスルリと喉の奥に存在感を示しつつ滑り落ちていきます。
 続くのはフレーバー程度(?)の甘味、後口にはアルコール感にわずかな渋味。
 あー、飲み応えがあって良いですね~
 こう、酒を飲んでいる!って感じがたまりません(笑)

 食べ物とも合いますねー
 何であってもスッキリ洗い流してくれます。

データ――
 原材料名 米、米こうじ
 原料米 松山三井100%
 精米歩合 50%
 アルコール分 16度
 日本酒度 +7
 酸度 1.6±0.1
 アミノ酸度 0.9±0.1
 使用酵母 熊本酵母
 製造年月 2012.03
 酔鯨酒造(株)


2012年09月14日追記――
 アルコールの香りが若干増加。
 柔らかい印象も若干増。

 やはり辛口ですねー
 酸味、甘味、旨味、後口の渋味が若干増加。
 舌に絡む感じが少しだけ強く。
 力強くて良い飲み口です。


2012年09月15日追記――
 前回と同様、アルコールの香りは若干増えつつも柔らかい印象に。

 酸味と甘味、渋味と苦味が若干増加。
 じわじわ味が増えてきました。


2012年09月17日追記――
 アルコールの香りに、ほんのり甘酸っぱさも感じられる香り。

 酸味と旨味がメインで、続くのは渋味と苦味。
 味が多い感じで、口当たりは少しピリッとしてきましたが、酒質的には若干柔らかくなり、辛口さは減った気がします。


2012年09月19日追記――
 香りは余り変わらず。

 酸味と渋味、苦味が増加。
 急激にクセが出てきました。
 辛口感はさらに減りましたが、少々飲みづらい印象です。
 ここまでは置かない方が良いですね……

 お、食べ物と合わせたら細かい粗が気にならなくなりました。
 もし開栓後ある程度置いた場合は、食べ物と一緒にグイッと飲んでしまいましょう!


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tag : 純米吟醸 酔鯨酒造

どろんこ祭り 古代米玄米酒

 第282回目。
 「どろんこ祭り 古代米玄米酒」――高知県の酒です。
 酔鯨酒造の季節限定酒で、「若宮八幡宮にある神田(かみだ)で収穫された古代米(もち米系)を使用したお神酒で 神事が執り行われた後」発売になるそうです。
 ……しかし、包み紙で中身を見られなかったのですが、この酒は2005年の4月に造られた物でした。
 さすがに味に影響がありそうですね、大丈夫でしょうか?
 そして「玄米酒」と言う事は、この酒の精米歩合はもしかすると100%?
 ……色々と危険な予感がしますね……ワクワクします(笑)
 見た目も結構凄いですし……特に色が……

 またこの酒の分類は造られた当時の基準で考える普通酒になります。今の基準なら多分純米酒でしょうが、このブログでは普通酒と分類させていただきます。
 ……しかしどんな状態でも、一回でも濾せば法律上清酒になるとは言え、この見た目で清酒と言うのも不思議な感覚ですね~

(飲み始め:2009年10月27日)

 まずは上澄み――
 !……不思議な甘い香り。栗やサツマイモを思わせる香り?
 何でしょう……サツマイモを使ったお菓子にアルコールを混ぜた感じ?

 うわー!甘くて重たい!
 少々言葉は悪いですが、名前の通り泥臭いというか、洗練されていない味わいです。
 ズシッとした甘味や旨味に若干のエグみ、雑穀で酒を造るとこんな感じになるのかもしれませんね……何だか大量に飲むと悪酔いしそうな味です……

 続いて混ぜて――
 濁り部分が底面に張り付いてなかなか混ざりません(笑)
 ……おー、混ざると小豆粥のような見た目に。
 香りは若干柔らかく。大豆やサツマイモっぽい香り?

 お!これは、かなり飲みやすくなった、ような?
 うん、酸味が良いアクセントになってるんですね。
 全体的な印象は上澄みに比べて結構スッキリ。
 やはり重たい味わいではありますが、これぐらいなら個人的には充分に許容範囲内です。
 ……それでもクセがかなり強いので、苦手な方は全く駄目だと思いますけども。
 あ、飲んでいる内に重たい感じが増してきました。
 これは余り量を飲めませんね……

 食べ物とは香りや甘味が干渉するので全く合いません。単独で飲みましょう。

 ぬる燗――
 アルコール感が増加。甘味が若干まろやか?
 少々重たいかも?

 熱燗――
 お、多少アルコールの刺激感は増すものの、立ち上がった酸味がなかなかに良い感じです。
 結構飲みやすい気が。
 何というか……微妙にお汁粉風な感覚?これはなかなかに楽しいですね!
 実は熱燗向きの酒だったのでしょうか?……少々ビックリです(笑)

 いやー面白い酒でした。
 ただかなりクセが強いのでもう一度買いたいかと問われると少々厳しいかも……
 ……しかし、古い酒であることが何か影響を及ぼしていたのでしょうか?
 まあこういう酒もたまには良い気が、します、よ?

データ――
 原材料名 米、米麹
 アルコール分 14度以上15度未満
 製造年月 2005.4
 酔鯨酒造(株)


2009年11月03日追記――
 雑穀や豆を思わせる甘い香り。

 旨味や甘味、酸味がワッと。
 舌触りには若干エグみ。後口には渋味や若干舌に引っかかる感触も。
 味わいは以前とそれほど変わらず。うん、悪くないです。

 しかしこの酒を他の酒と一緒に飲むのは止めた方が良さそうです。
 比較した途端に単独ではそれほど目立たなかったクセの強さや荒々しさが強烈に自己主張を始めます。
 あまり普通の日本酒と同じような感覚では飲まない方が吉?
 ……まあ、そもそもこの酒に手を出すような方は、私のようにキワモノ酒が好きな人間だけでしょうが(笑)

 ひと味違った酒が飲みたい方にお勧め、かな?
 ……いや、「かなり」変わった酒を飲んでみたい方にお勧めです(笑)
 新しい製造年月の物にもいつか挑戦――まあそれは高知県に行った時にでも考えようと思います(笑)


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Author:kutata
日本酒大好き。
評価の高い酒を見ると、思わず飛びついてしまう習性有り。
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