大吟醸 十四代 純米醸造 播州山田錦

 第500回目。
 「大吟醸 十四代 純米醸造 播州山田錦」――山形県の酒です。
 720mlで6,000円と結構値の張る今回の酒、何か良い事があったら飲もうと思いつつ時間ばかりが過ぎ……
 と言う訳で500回目という節目を迎えたことを祝った体にして飲んでみました!……バンザーイ!
 ……まあ私の特に幸せではない自慢はともかくとして(!?)、「はせがわ酒店十四代飲み尽くしセット(2011年04月分)」もようやくこれでラストですねー (他の感想はこちら)
 果たして次に買える機会があるかはわかりませんが、いつかまた色々と飲んでみたいものです……

(飲み始め:2011年10月20日)

 おお、綺麗な香りだ……
 軽快で甘い香り。
 何だろう、メロンっぽい香りですが、余り強すぎもせずもっと上品な香りと言うか……良い香りです。

 あー綺麗だわー
 舌をスルリと撫でる滑らかで綺麗な飲み口。
 そこを若干の刺激感がキリッと引き締め、どこか静謐な印象を与えています。
 綺麗で柔らかい甘味と穏やかで若干刺激感のある酸味がメイン。
 そこに軽快で丸っこい旨味とごくわずかな苦味がスルッと混ざります。
 うん、良い感じです!
 カパカパ飲めてしまいますね~

 食べ物との相性も意外と悪くないです。
 そこそこ派手さもあるのにスゴいなぁ。

 旨かった!
 ただ6,000円か……これが3,000円とかならなかなかの物だと思うのですが……
 しかし、もしかしたら製造年月の関係で若干劣化していた、とかもあるのでしょうか?……だとしたら、購入から6ヶ月ぐらい冷蔵庫に放置したのは自分の責任ですが、セットを購入した時点で既に製造時から4ヶ月ほど経っていたのにはちょっと文句が言いたくなるかもしれません。……まあ結局倍以上の期間を放置した私が多分一番悪いのですが。もしまた飲む機会があればすぐに飲もうと思います。
 とりあえず個人的には一回飲めたので十分満足しました!

データ――
 原材料名 米、米麹
 原料米 兵庫県特A地区東条産「山田錦」特米100%
 精米歩合 40%
 アルコール分 16度
 製造年月 10.12
 高木酒造(株)


2011年10月21日追記――
 若干香りはしっとりと。
 穏やかなメロン風の香り。

 若干口当たりは濃く。
 増加したのは旨味と渋味、若干酸味。
 綺麗さは若干減少。
 若干の刺激感に穏やかな飲み口。
 初日とは雰囲気が変わってきましたが良い感じです。


2011年10月22日追記――
 アルコールの香りが増加。
 ……若干梅酒っぽくも?

 酸味と旨味が若干増加。
 刺激感が減ってさらに穏やかな印象に。


2011年10月24日追記――
 さらにアルコールの香りが増加。
 若干しっとりと。

 アルコールの風味と甘味が若干増加。
 口当たりも若干しっとりと。
 ただ飲み口は軽快なのでグイッといけます。
 まだまだ飲みやすいですね。


2011年10月26日追記――
 む、若干甘酸っぱい香りが出現?

 アルコールの風味と刺激感、後口の苦味が増加。
 綺麗さは減少し、クセも若干出てきました。
 やはりこの酒の本領発揮は開栓直後だと思います。
 初日に飲み切るか、二日目の変化をちょっと試してみるぐらいでスパッと飲み切ってしまいましょう!


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tag : 純米大吟醸 高木酒造

十四代 酒未来 純米大吟醸 生詰

 第471回目。
 「十四代 酒未来 純米大吟醸 生詰」――山形県の酒です。
 十四代飲み尽くしセットも今回の酒を除き残り一本となりました…… (他の感想はこちら)
 ただあの値段(720mlで6,000円)だと勿体なくてなかなか飲めない予感?……自らの貧乏性が憎い!
 しかしいつまでも引っ張るのはアレなので、近い内に――何か良いことがあったら……だとすぐには飲めなそうなので(!?)、適当に理由をつけて飲みたいと思います。
 ……うん、まあ私の幸せじゃない自慢はともかくとして(笑)、今回の酒の話です。
 酒未来……実は高木酒造が開発した米だったんですねー
 この米を使用している酒蔵が実力者揃いなこともあり、元々個人的に酒未来には良いイメージを持っていたので、とりあえず高木酒造にはお礼を言いたい気分です!ありがとう!
 ……少々寝不足で自分のテンションがよく分からない感じになってきました。
 本文をどうぞ!

(飲み始め:2011年07月28日)

 穏やかで良い香りです。
 熟れ過ぎていない、ちょうど良い感じのメロン?

 おお、旨い!
 若干キリッとした刺激感もありつつ、口当たりはスッキリ穏やか。
 ふんわりと広がる甘味は軽快で、柔らかい酸味は口内でクキクキと(?)自己主張――これは、ミネラル分も若干作用している、のかも?――そしてわずかな渋味も良いアクセント。
 何だろう……柔らかさの中に良い意味で角がある感じというか……
 うん旨いです、さすがの実力ですね!

 食べ物と合わせるなら味の濃い物以外と。
 味の濃い物にせっかくの酒の味が消されてしまって勿体無いです!
 無理に合わせない方が良いかも。

 いやあ良い酒です!
 値段は720mlで3,700円と結構お高いですが、個人的には定価なら十分にアリだと思いました。
 旨いです!

データ――
 原材料名 米、米麹
 原料米 山形市長谷堂本沢産酒未来100%使用
 精米歩合 40%
 アルコール分 16度
 製造年月 11.03
 高木酒造(株)


2011年07月29日追記――
 香りは若干軽快に。
 柑橘系の雰囲気も。

 うん、旨い。
 刺激感と甘味が若干減り、酸味が微増。
 若干口当たりは濃い感じに変化。
 ミネラル感も良いアクセント。

 若干濃くなった影響か、濃い味の食べ物とも当たり負けしなくなりました!
 良いですね~


2011年07月30日追記――
 アルコールの香りがわずかに増加。
 熟していないメロン風の香り?

 酸味と旨味が若干増え、全体的に濃さが増しました。
 良い味わいです。……ただ、開栓直後のバランスの良さには敵わないかも。


2011年08月01日追記――
 アルコールの香りが強くなり、他の香りは大幅減。

 アルコールの風味と刺激感が増加。
 苦味に渋味、エグみなどの雑味も若干増。

 今日単体で見ればそれほど悪くないのですが、以前と比べると少々崩れてきました……


2011年08月03日追記――
 若干香りは穏やかに。

 口当たりは少々ピリピリと。
 甘味、酸味、旨味、若干渋味、後口にはエグみも少々。
 雑多な雰囲気は出てきましたが、開栓直後に感じた綺麗さもわずかながら残っている気がします。
 これはこれで悪くないですねー……ただやはり開栓後はなるべく早く――出来れば二日目までには飲みきってしまった方が旨いと思います。
 せっかくの良い酒なので開栓したら一度にスパッと空けてしまいましょう!
 プレミア価格はともかくとして、定価分の価値は十分にあると思いますよ~


1755979640_247.jpg tag : 純米大吟醸 高木酒造 はせがわ酒店十四代飲み尽くしセット(2011年04月分)

鬼兜 十四代蘭引酒 オーク樽長期貯蔵熟成純米焼酎

 番外編です。三連続です。
 「鬼兜 十四代蘭引酒 オーク樽長期貯蔵 熟成純米焼酎」――十四代飲み尽くしセットの第4弾になります。(他の感想はこちら)
 今回の酒もまた、色々と格好いいことが書かれた紙が箱に入っていました。
 で、そこから適当にざっと書き出してみると――
 昔造っていたらんびき酒「鬼兜」を秘伝奥義をもって甦らせた。
 吟味した原料米をもとに、アランビックを用いて「らんびき」をくり返し、中取り部分だけを取り出し、長期間貯蔵熟成ののち、さらにホワイトオーク樽にねかせ調熟させた、いわば日本酒のコニャックともいうべき、最高級酒。
 芳醇な香り、まろやかで味わい深い100%モルトをストレートでお召し上がりいただきたい。
 ――と、そのような感じのことが樽貯蔵の利点と共に色々と。
 とりあえず純米焼酎なのに100%モルトとは何ぞや?と言う疑問は残りますが、この酒にかける熱い思いのような物は伝わってきました。
 しかし長期間貯蔵熟成ってどれくらい貯蔵しているんでしょう、しかも「熟成ののち、さらにホワイトオーク樽にねかせ」と言うことは、熟成自体は樽で行っていないという可能性も?いや、ホワイトオーク樽ではないだけで、樽貯蔵ではある?
 ……まあ細かいことは気にしない方向で行きましょう。

 そして本文中で私もやってしまっていますが、こういう感じの酒は常に洋酒と比較される立場だと思いますので、大変でしょうが頑張ってもらいたいところです……って、何で私はこんなに上から目線なんでしょうか?(笑)
 うん、やっぱり飲み慣れていない系統の酒の感想は難しいですね……調子が狂っております……
 ……本文をどうぞ。

――
 まずはブランデーグラスで――
 酒の色は淡い黄金色。
 イメージは若いウィスキーでしょうか?
 香りはアルコール感に、何らかの――カラメルやケーキ生地風(?)の甘い香りが控えめに続きます。
 ブランデーやシングルモルトウィスキーに比べると弱めな香りですが、なかなかに良い香りです。

 ハッキリとしたアルコールの風味に、軽めのカラメルソースを思わせる甘味、そして苦味と若干の塩味(?)がジワリ。
 40度にしてはアルコールの刺激感が強めです。
 ……季節柄もあるかも?室温的に。

 次はグラスの底に手のひらをつけてしばらくグラスを回転――
 お、上立ち香からアルコール感が大幅減!

 あ、全然違いますね、こちらの方が断然良いです。
 香りと同様にアルコール感が減少したため、味わいの輪郭がハッキリと。
 ブランデーほど強くはないもののある程度ハッキリとした甘味と、そこに絡む旨味と苦味がメインで、ほのかな塩味、若干の渋味が良いアクセントに。
 ブランデーやウィスキーとはまた違いますが、なかなかに良い感じです。

 ロックで――
 ……塩味メイン?
 他の味わいは大幅減。
 個人的にはお勧めできない感じです……

 試しにウィスキー用のチューリップグラスを使用して――
 む、かなりアルコール感と苦味が強調されてしまいますね……
 これならブランデー式に飲むのが良さそうです。

 この酒を使った(蘭引酒と書いてあるだけだったので違う可能性も?)GRACEFUL優雅が、かなりブランデー風の香りや風味が強かったので、この感じは正直意外でした……もっと派手な酒質を想像していたので。
 ただこれはこれでアリだと思います!

 しかし値段が4,500円か……
 有名銘柄のVSOPが現在約3,000円で買え、シングルモルトの12年物でも色々な銘柄が3,500円前後で買えたりすることを考えると少々割高な気がしますね……
 ……まあ恐らく少量生産品なので、多少の高さには目をつむるべきかも?輸入品と国産品の違いもありますし。
 それにこの酒も、どこにポイントを置くかでかなり評価が変わりそうです。
 ちょっと変わり種の蒸留酒を飲みたい方にお勧め、かも?


追記――
 室温が低めの部屋に置いておいたら、アルコール感がだいぶ控えめになって良い感じでした!
 前回のようにアルコールをある程度飛ばしてしまうか、逆に全く温めずに飲むのが良いのかもしれません。
 ただどちらにせよ、飲むなら是非ブランデーグラスで!
 なかなかに良い酒ですよ~

データ――
 原材料名 米、米麹
 アルコール分 40度
 本格米焼酎
 高木酒造(株)


1749148696_94.jpg tag : その他 高木酒造 はせがわ酒店十四代飲み尽くしセット(2011年04月分)

GRACEFUL優雅 蘭引ワインリキュール

 連続で番外編になります。
 「GRACEFUL優雅 蘭引ワインリキュール」――十四代飲み尽くしセットの第3弾ですねー (他の感想はこちら)
 裏ラベルに色々と格好いいことが書かれているのですが、要約すると――
 シェリー職人と日本酒職人が協力して造ったワインリキュール。
 原料はスペイン産のブドウと高木酒造の蘭引酒。
 使用酵母はフロール"花酵母"?
 ――と言った感じでしょうか?……間違っているかも。
 ただ何となくオシャレな雰囲気とスゴさはその文面からバリバリと伝わってきました!多分!
 ……細かい話はともかく、こうやって日本酒以外の物に挑戦することで、色々と日本酒の感想にフィードバック出来たら良いなぁ、なんて思います。
 では、本文をば。

(飲み始め:2011年07月04日)

 おお!暗褐色!
 ……見た目は麺つゆかアイスコーヒー?(笑)
 香りは強めのアルコールに、香ばしさ、そしてブドウ、いやワイン風の香り。
 結構ハッキリとした香りです。

 ん、香ばしい。
 酸味に甘味、渋味と旨味、アルコールの風味、若干の苦味とエグみが一気に炸裂します。
 含み香にはブランデーらしさも結構アリ。
 あー、なかなかに良い感じですね~
 ブランデー風の香りと風味に、甘口ワインの風味と独特のクセを追加した感じでしょうか?
 干しブドウを思わせる雰囲気も若干。
 若干好き嫌いはあるかもしれませんが、面白くてアリだと思います。
 これは蘭引酒も楽しみになってきました!
 ただこれで4,100円は高いなぁ……
 ……いや、これはあくまで私の好みの問題ですね、すみません。
 どこに判断基準を置くかでも評価は大きく変わると思いますし。ご注意ください。

 ……そうか、今裏ラベルを読んで気づいたんですが、この酒シェリー酒をイメージしてるのか!
 実は一度もシェリー酒を飲んだことがないので比較のしようが……これは実際に飲んでみなければ!
 イメージ的には(今検索した所によると)ペドロ・ヒメネスが近いのかな?
 この酒を飲み切る前までに探してみよう。うん。
 (追記――近場で買えなかったので、とりあえずお手頃価格な甘口の物を飲んでみました。
 で、その酒ですが、細かい味については省略するとして、ブランデーぽさは皆無でした。
 と、言うことはこの独特な味わいや雰囲気はこの酒独自の個性?だとしたら良い感じですね!
 今度ペドロ・ヒメネスも見つけたら買ってみます。)

 普通の食べ物とは余り合わないものの、甘い物との相性は抜群!
 チョコレートと合うな~

データ――
 品名 リキュール
 アルコール分 21度未満
 エキス分 8度未満
 酸化防止剤(亜硫酸塩)
 高木酒造(株)


2011年07月05日追記――
 甘い香りが若干増加。
 香ばしさは減少。

 苦味とアルコールの風味、後口の渋味とエグみも若干増。酸味は若干控えめに。
 そしてアルコール感が少々ピリピリと。
 クセが強くなりましたがこれはこれで悪くないかも。
 しかし初日と比較してブランデー風の香りがほとんど飛んでしまいました。
 ううむ、ここまで個性が飛んでしまうとはなかなかに厳しいですね……
 飲めるなら初日で飲みきってしまった方が良いと思います!


2011年07月07日追記――
 若干アルコール感強めの甘い赤ワイン風の香り。

 酸味とエグみが大幅増加。
 苦味もさらに強くなり、口内がピリピリと引きつるような感触も出現。
 ……ワイン系の飲み物は置くもんじゃありませんね。
 少々飲むのがツラいぐらいクセが強いです。

 残念ながら、追記はここまでで……
 ああ……残しておいた分が勿体無いなあ……
 もしもう一度手に入れたら絶対初日に飲み切ろう……
 ……と、言うわけで!
 開栓後は出来る限りその日の内に飲みきってください!
 度数が高いので複数人でスパッと空けてしまうのをお勧めいたします。


1745997385_242.jpg tag : その他 高木酒造 はせがわ酒店十四代飲み尽くしセット(2011年04月分)

十四代 秘蔵乙焼酎

 今回は番外編です!
 「十四代 秘蔵乙焼酎」――十四代飲み尽くしセット第2弾になります。 (他の感想はこちら)
 このブログ初の焼酎の感想ですねー
 ……ただ以前も書いた通り、私の焼酎経験値は日本酒のそれと比べて圧倒的に不足しております。
 もし何か問題がありましたら……優しくご指摘いただけますと幸いです(笑)

 しかし今回の酒をきっかけにして色々と焼酎を飲んでみたのですが、美味しい飲み方がそれぞれの酒で全く違うのに驚かされました。
 ほとんど経時変化の無い蒸留酒ですが、その辺りを追求していけばなかなかに良いデータベースができそうですね!……既にやっている方がたくさんいそうですが!(笑)
 という訳で焼酎の感想に当面参戦予定はありませんが、いつかまた日本酒絡みで何かあれば戻ってくる、かも?……いや、無いかなぁ。
 細かい話はともかく本文をどうぞ!

――
 アルコールの香りに、何らかの控えめな甘い香り……飴?
 ううむ……焼酎は嗅ぎ慣れてないので普段よりも更に分かりません……

 まずはストレート。
 アルコールの風味がメインで、そこから甘味がジワリと。
 含み香にも上立ち香と同様の香り。
 後口には苦味とアルコール。

 水割り。焼酎と水が6対4の割合で。
 香りが若干ハッキリと。
 アルコールの風味が減って他の味わいが前面に出てきた印象。
 ストレートとは違ったアルコールの刺激感もアリ。
 若干柔らかくなった口当たりとの対比が面白いかも。

 ロック。
 香りはよりハッキリと。
 お!良い感じです!
 冷やしたからか、涼しげな甘味がまろやかな印象をもたらしています。
 うん、飲みやすいですね~
 ストレートと水割りの良いとこ取りって感じでしょうか。

 お湯割り。割合は水割りと同じで。器にお湯を入れ、そこに後から酒を注ぎ、自然に混ざるのを待つ方式です。
 第一印象ではアルコール感が立っていますが、全体的には柔らかい味わい。
 うん、今までで一番甘味が膨らんでいます。
 そしてそれを刺激感と共に引き締めるアルコールの風味。
 これはなかなか!

 個人的にはロック、続いてお湯割りが好みでした。
 一番飲みやすいのがロックで、細かい部分までしっかりと味わえるのがお湯割りといった感じで。

 なかなかに良い感じです!
 ただ焼酎経験値が不足しているせいか、この酒に十四代ならではの特徴があったかどうかは分かりませんでした……もっと色々と飲まねば……
 とりあえず今回飲んだ感じでは、プレミア価格を出すほどでは無い、かな?
 ……まあ普段余り焼酎を飲まない人間の意見なので話半分ぐらいでお願いします。
 多分ほとんど変化は無いと想いますが、一度ぐらい追記してみます!


開栓後約一ヶ月経過追記――
 む、甘い香りが若干増えたような?

 おお、やっぱりロックが良いですね~
 スルスルと飲めます!
 そして味自体はほとんど前回と変わっていない印象。

 うん、お湯割りもやはりなかなかに良し!
 ロックに比べるとアルコール感は強いですが、柔らかくて飲みやすいです。

 実はこの一ヶ月で低価格帯の焼酎を色々と飲んでみたので、この酒の旨さがよくわかりました!(笑)
 ……ただ期待しないで飲んだ物でも予想外に良かったりしたんですよね。この辺りの落差の少なさは、日本酒ユーザーとして素直に羨ましく思います……

 プレミア価格を出す程では無いという意見は変わりませんが、結構良い酒だと思いました。
 せっかくの蒸留酒なので、のんびりと味わっていこうと思います。

データ――
 原材料名 米、米麹
 アルコール分 25度
 高木酒造(株)


1746256799_124.jpg tag : その他 高木酒造 はせがわ酒店十四代飲み尽くしセット(2011年04月分)

十四代 本丸秘伝玉返し 生詰

 第444回目。
 「十四代 本丸秘伝玉返し 生詰」――山形県の酒です。
 はせがわ酒店の「十四代飲み尽くしセット」の抽選販売に当たったので購入してみました!
 値段は6本で税別22,270円……
 伝票を見ると、その内訳は、
 十四代 大吟醸 酒未来 (720ml、日本酒):3,700円
 十四代 秘蔵 乙焼酎 25°(720ml、焼酎):1,700円
 十四代 「鬼兜」蘭引酒 40°(720ml、焼酎):4,500円
 十四代 オリジナル大吟醸(純米醸造) (720ml、日本酒):6,000円
 十四代 グレースフル優雅 (720ml、リキュール):4,100円
 十四代 本丸 特別本醸造 (1,800ml、日本酒):2,250円、とのこと。
 これらがほぼ定価にあたる値段だと思いますが、本丸の安さが際立つ反面、結構お値段高め酒が多い感じですねー
 私のように、とりあえず一通り飲んでみよう、と考えているならともかく、この中の一部にしか興味の無い方には少々キツいかもしれません。
 あまり応募者数も多くなかったんじゃないでしょうか?……いや、実際の所はわからないのですが。
 ……うん、と言うかコレ、前もって個々の値段を知っていたら、私も応募するのためらっていた可能性が。
 ……いや、ここはむしろブログのネタ的には、何も考えずに応募した自分を褒めるべきところでしょうか?(笑)
 と、まあせっかくなので(?)、このブログの本筋からは外れてしまいますが、その内に今回のセットに入っていた酒全部の感想を書いてみようと思います。
 日本酒に比べると他の酒の経験値は圧倒的に不足しているので、少々お見苦しい感じになるかもしれませんが、その時は生暖かく見ていただけると幸いです。
 でも蒸留酒って開栓しただけじゃ余り変化しないんですよね……まあその時になったら考えれば良い、かな?
 (他の感想はこちら)

――
 さて、とりあえずセットの話はこの辺りにしておいて、今回の酒について触れましょう。
 ラベルには特に書かれていませんが、酒店の伝票によるとこの酒の分類は特別本醸造にあたるようです。
 ただ、色々なサイト等に書かれている通りに「玉返し」の定義が、酒粕由来の焼酎を醸造アルコールの代わり(?)に加えることだとすると色々と問題が……
 まず原材料名の表示が醸造アルコールのままなので、誤表示の疑いがかけられかねませんし、表示に目をつぶるとしても、原材料に焼酎を加えたら分類は普通酒になると思います。
 ……あ、だからラベルでは特別本醸造って書いてないんでしょうかね?
 それに醸造アルコールの定義も国税庁の「清酒の製法品質表示基準を定める件」によると「醸造アルコールとは、でんぷん質物又は含糖質物を原料として発酵させて蒸留したアルコールをいうものとする。」なので、度数に目をつぶれば乙類焼酎も一応醸造アルコールの一種と言えなくもない、ような?……いやいや焼酎は焼酎ですよね?
 ……待てよ、そもそも乙類焼酎ではなく、酒粕焼酎を連続蒸留して中性スピリッツレベルまで度数を高めている可能性も……酒粕使う意味無いよなぁ……
 ……いや、上記サイトに「当該アルコールの重量(アルコール分95度換算の重量による。)」と書いてあるからと言って、実際にアルコール分が95度を超える必要がある訳では、ない、のか?
 …………まあ、公式サイトも無ければ、私に高木酒造に詳しい知り合いがいる訳でもなし、結局は想像で色々と言っているだけなのですが。
 訂正下さる方がいらっしゃいましたら、是非ご指摘お願いいたします。
(2011年05月08日追記――
 自分なりに色々と調べてみました。ちなみに以下の条文は一部を抜粋及び編集したものなので、詳しく見たい方はご自身で検索等お願いします。
 清酒の一種として酒税法第三条七号ロには「米、米こうじ、水及び清酒かすその他政令で定める物品を原料として発酵させて、こしたもの」と書かれています。
 そして「その他政令で定める物品」として、酒税法施行令第二条では「アルコール(※)、しようちゆう(連続式蒸留しようちゆう又は単式蒸留しようちゆうをいい、水以外の物品を加えたものを除く。以下同じ。)、ぶどう糖その他財務省令で定める糖類、有機酸、アミノ酸塩又は清酒」が挙げられており、アルコールと焼酎が別項目となっています。
 (※ アルコール含有物を連続式蒸留機により蒸留した酒類で、アルコール分が四十五度以下のもの。含糖質物を原料の全部又は一部としたもので、そのアルコール含有物の蒸留の際の留出時のアルコール分が九十五度以上のもの。また発芽させた穀類又は果実を原料の全部又は一部に用いてはならない)(注:左記括弧内は条文をかなり抜粋及び編集した文章なので、正確な内容ではない可能性があります、ご注意を)
 と言うわけで、連続式蒸留焼酎はともかくとして、単式蒸留焼酎は原材料名に「醸造アルコール」と表記出来ないことがわかりました。
 ただアルコール度数の規定は厳しくないようなので、連続蒸留でも上手くやれば良い香りが残せそうな感じです。……条文の解釈を私が間違えていなければですが(笑)
 なので今回の酒の場合、酒粕焼酎が連続式蒸留焼酎であれば問題なし、単式蒸留焼酎であれば誤表示、ということでしょうか?……ううむ。
――追記ここまで)

 で、色々なことを横に置いて考えてみると、この酒の華やかな香りは、半分ぐらい酒粕焼酎に由来しているのかな、と想像してみたり。
 酒粕に残る香りをフルに使えるなら、酒自体は味の向上に香りの分の労力を回せますからねー
 本丸の質の高さに比例しない驚異的な値段の実現に一役買っているのかも?(注:著者の勝手な妄想です)
 ……うん、何にせよ、質の高い酒を安く買えるのは消費者としては嬉しいですよね!……まあ実際は買えない訳ですが(笑)
 せめて転売でプレミア価格とかの、酒造会社自体に儲けが出ない流れは何とか出来たら良いんですけど。
 まあ余計な事はともかく、本文をどうぞ!……そして長々と失礼いたしました。

(飲み始め:2011年04月28日)

 若干エステル香寄りの、熟したバナナ系の香りに、メロン系の香りも少々。

 おお、まろやか!
 口内でコロンと転がる甘味に、柔らかい旨味と酸味、バナナやメロンを思わせる含み香、そして全体をスッキリと引き締める軽快なアルコールの風味。
 後口にわずかに残る渋味と苦味も良いアクセント。
 うん、旨い!
 この味わいでこの値段(1,800mlで2,250円)か……定価で買えるなら素晴らしいですね!
 ただ個人的には何倍もの値段を出すほどではないと思うので、プレミア価格で買うぐらいなら別の酒を選ぶべきだと思います。
 ……ううむ、しかしプレミア価格を基準に味を判断したら勿体ないですねコレ。
 定価で判断するならこの系統の味でこんなにレベルの高い酒滅多に無いですよ……いや、滅多にどころか私は今のところ知りません、多分。

 食べ物との相性も結構良し。
 結構派手な味わいにも関わらず幅広く合わせられる印象です。
 その中でも甘い物との相性は抜群!
 かー、これは良い感じです!

 常温――
 香りがよりハッキリと。
 若干アルコールの風味が増して、味わいも全体的にしっかりとした気がします。
 これはこれでなかなか。

 ……せっかくだから燗もつけてみましょうか(笑)
 香りが飛ぶものの、酸味が立ち上がって甘味との絡みがなかなかに面白い感じです。
 ただ温めない方が旨いですねー

 さすがの銘酒でした!
 ……あー、飲み過ぎたー

データ――
 原材料名 米、米麹、醸造アルコール
 精米歩合 55%
 アルコール分 15度
 製造年月 11.04
 高木酒造(株)


2011年04月29日追記――
 香りはよりスッキリ、そしてシャープに。
 若干クリーム――いやバニラ系の香りかな?

 口当たりはスッキリさを保ちながら、さらに柔らかく。
 含み香も上立ち香同様シャープに。
 甘味がメインの構成は変わらないものの、旨味とアルコールの風味が若干増加。
 後口の渋味もわずかに増え、微妙に舌触りに刺激感が出現。
 やっぱり旨いですね~
 全く崩れないのも素晴らしい!
 この安定っぷりは確かに飲食店向けかもしれません。

 お、食べ物との相性がさらに向上!
 うん、良い感じだ!


2011年04月30日追記――
 香りは余り変わらず。
 スッキリとしたバナナ系の香り。

 む、若干渋味や苦味などの雑味が出現。
 ハッキリとした甘味に絡む柔らかい旨味と酸味、そして苦味と渋味。
 アルコールの風味は二日目よりも目立たない印象。
 若干クセが出てきましたが、まだまだ良い感じです!


2011年05月02日追記――
 アルコールの香りが増え、他の香りは大幅減。

 アルコールの風味に旨味、酸味、苦味に渋味が増加。
 甘味は減少し、含み香も残りわずか。
 口当たりにはピリピリ感、舌触りには若干引っかかる感触も。
 だいぶクセが出てきました。
 む、飲んでいる内に慣れてきたのか、若干穏やかな印象に。
 ただここまでは置かない方が旨いです。


2011年05月04日追記――
 む、若干バナナ系の香りが戻ってきたような?
 そして少々重たい香りに。

 若干甘味と旨味がもったりとしてきました。
 結構味が増えて雑多な印象も出現。
 前回に比べればアルコール感は減りましたが、やはりクセは強い感じです。

 開栓後は二日以内――少なくとも三日以内には飲みきってしまいましょう!
 ……しかし、四日目に飲まなかったのは失敗でした、すみません。
 もし飲みきれないなら早めに小瓶に移して空気と触れる面積を減らせば、わずかに変化を遅らせられるとは思いますが、やはり早めに飲み切ることをお勧めします。

 良い酒でした!

 ただ私の場合今回しっかりと飲めて、ある意味十分満足出来たので、当分飲まなくても良い感じですねー
 うん、何か特別な入手経路だったり、もしくは不断の努力だったりが無ければ、安定的に定価で手に入れるのなんて不可能ですしね……ちなみに私にその根性はありません……
 抽選販売は……たまたまタイミングが合えば参加する感じでしょうか?今後積極的に参加はしないと思います、多分。
 ……と、色々と余計なことを書いてしまいましたが、この質でこの値段は本当に素晴らしいと思います!
 入手困難ですが、是非定価で手に入れて、その値段を基準に飲んでいただきたいです!旨いですよ~


1713398172_55.jpg tag : 特別本醸造 高木酒造 はせがわ酒店十四代飲み尽くしセット(2011年04月分)

十四代 中取り純米 無濾過生詰

 第107回目。
 基本的にプレミア価格で売られているのしか見たことが無い銘柄です!(?)
 需要に対して供給量が少なすぎるんですよねー
 単純に増産に向かわないのにはこだわりを感じられるんですけども。一長一短?

 で、そう言う状態を見るとやはり一度は飲んでみたいと思うのが人情!……その結果として更なる需要が生まれ、ますます需要と供給のバランスが崩れていくのでした!
 ……いつか全種類(販売終了した物を除く)を制覇したいものですねー
 目標は――2025年ぐらいまでには(笑)

(飲み始め:2008年12月31日)

 本日は山形県の酒、人生初の十四代です!
 「十四代 中取り純米 無濾過生詰」
 はせがわ酒店の抽選販売で手に入れました。何たる僥倖!
 ……こういう場所で運を使うから、普段は運が無いんですね。
 購入価格は1,800mlで3,100円。ヤフオクなどで10,000円以上の値がつけられたりしているのを見ると、何となくションボリとした気分です。

 さて――
 スッキリとした甘い香り。若干バナナ系やモモ系の香り。

 ふくらみのある甘味と酸味、米の旨味が口内でふんわりと広がります。
 含み香はラムネにバナナ。
 戻り香には米に、もろみを思わせる香りも。
 うん、旨いです。
 口当たりはトロリとしており、その後に米の旨味や香りを残して捌けていきます。

 甘い味のある和食などの食べ物やナッツ、チーズと非常に相性が良いです。
 甘い物とも悪くない感じですね。
 む、塩味の強い物には甘味がぶつかるので、合わせない方が無難か。

 燗――
 ぬる燗は甘味が前面に押し出される感じです。
 熱燗は、結構旨味が強くなりました。意外と悪くない……でも冷やした方が旨いですね。

 旨いです!……が、とんでもないプレミア価格を出すなら私は別の酒で良いかも。
 それに普通では買えないので、今回の酒と同じ物はもう良いかな、とも思いました。
 別のスペックの物は是非飲んでみたいのですが……まあのんびりといきます。
 あ、もちろん定価ならとても良い酒だと思いました!

 明日も飲んで変化を見てみます。

データ――
 原材料名 米、米麹
 精米歩合 55%
 アルコール分 15度
 製造年月 08.5
 高木酒造(株)


2009年01月01日追記――
 香りは若干まったり。クリーム系の甘い香りも。

 旨味と酸味が増加。若干エグみも出現。
 これらによって初日よりも甘さ控えめに感じます。
 うん、初日とは違いますがこれはこれでアリですね。
 ……ただ、初日が大好きだった方は少々ガッカリされるかもしれません。
 変化と取るか崩れと取るかはその人次第だと思います。


2009年01月03日追記――
 香りは若干濃く。クリーム系の香りも増加。

 若干エグみはあるものの、キリッとした甘味が良い感じです。うん、旨い!
 ……むむ、飲んでいる内に酸味と旨味が強くなって、濃厚な味わいに。
 最初の数杯はスッキリと綺麗な感じだったのですが……味覚って結構変化しますねー

 食べ物との相性はなかなか良し。結構何にでも合います。

 もう少し置いてみます。


2009年01月06日追記――
 アルコールの香りが強くなりました。

 む、口に含むとアルコールの香りを強く感じます。
 旨味、甘味、渋味、酸味、後口にエグみ……かなり崩れてしまいました。
 たくさん残しておかなくて良かった……

 この酒も開栓後は早めに飲みましょう!


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tag : 純米 高木酒造
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このブログについて
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