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醸し人九平次 吟醸うすにごり

 第18回~
 日本酒初心者や日本酒へ苦手意識を持っている人にお勧めの銘柄を挙げろと言われたら、私は「醸し人九平次」、「東一」、「くどき上手」の三銘柄を挙げます。華やかでおいしい、そして比較的手に入りやすい――これらの条件を兼ね備えた酒と言うことで。
 やはり入り口は少々派手なぐらいがちょうど良いと思います。最初に目から鱗を落としてもらえれば、その後は偏見無しに日本酒とつき合ってもらえる筈ですから。
 そして次に飲ませるのは――長くなりそうなのでまた別の機会にでも(笑)

 今回の酒ですが、本文中で食べ物との相性の悪さに触れています。開栓後一週間放置すれば違う印象になったのかもしれませんが、旨いのですぐに空になってしまいました。
 この辺りの兼ね合いが非常に難しいですね。

(飲み始め:2008年03月30日)

 本日は愛知県のお酒です。
 「醸し人九平次 吟醸うすにごり」

 ラムネやメロンの香り。
 味は……おお、まるでトロピカルフルーツのよう!
 自然な甘味にフレッシュな酸味――本物の果物みたいな味わいですね~
 うん、旨い!良い酒です!

 ……む。
 食べ物には合わせない方が良いですね。
 一度物を食べてから飲むと、急に酒の旨味が強く感じられ、非常に重たい感じに。
 甘味や酸味よりも一番に旨味が自己主張。酒単独で飲んだ時とは印象がまるで違います。

 この酒の最適なタイミングは食前酒ということでしょうね。
 ……いや、食事中でも決して悪くはないんですよ?むしろ良い酒だと思います。
 ただ、食前酒として飲んだ時の素晴らしさを味わってしまうと、落差に驚くというか……
 まさかここまで味の印象が変わるとは!……これはなかなか難しい酒ですね。

データ――
 アルコール 17分度以上18度未満
 原材料名 米、米こうじ、醸造アルコール
 精米歩合 55%
 使用米 五百万石
 製造年月 19.12.
 (株)萬乗醸造


2008年04月01日追記――
 エステル系の香りが増加。少々香りがこってりしてきた気も。
 酸味、苦味、甘味が順番に来た後、スッと消えて行く感じに。
 うん、これはなかなか……
 アルコールの味が強くなったことで、トロピカルフルーツのリキュールを割らずに飲んでいるような感じも受けます。
 ただ飲んでいる内に少々エグみが強くなってきます。

 相変わらず食べ物には合わず。なんだかさらに合わなくなった気も?
 かなり強くエグみを感じてしまいます……甘い物に合わせるのはまあまあアリ、かな?

 やはりこの酒は単独で飲むに限りますね!
 まあそうなると必然的に空きっ腹にアルコールを摂取するわけで、相当酔っ払いますが(笑)

 しかし、初日の素晴らしさは結構減ってしまいました。
 この酒も初日に飲んでしまいましょう!
 ……酔ったー


760882558_215.jpg
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tag : 吟醸 萬乗醸造

根知男山 純米吟醸

 第17回目。
 新潟県の酒が続きます。……この辺りは意識したようなしなかったような?
 それはともかく、新潟の酒と言えば淡麗辛口と言うのが一般的なイメージですが、近頃ではこの酒も含め色々と個性的な物が増えてきました。
 そのような酒はしっかりとした信念を持って造られているので、良い酒が多い!……と断言できるぐらい、色々な銘柄を飲んでいきたいですね~
 ……また台無し気味ですが、本文をどうぞ。

(飲み始め:2008年03月29日)

 本日の酒は新潟県の――
 「根知男山 純米吟醸」

 米の香りににマスカットのような香りが混ざります。
 そして口から鼻に抜ける香りはラムネ系。
 爽やかな酸味にスッキリとした甘味、しかし酒の旨味やコクもしっかりと感じさせてくれます。
 濃醇旨口――新潟県にありながらも新潟らしくない酒、といったところでしょうか。
 さっぱりとした食べ物に良く合います。味付け無しの生キャベツとか。
 ただ洋風のソースとは相性が悪い感じ、かな?
 お、甘い物にも良いなあ……うん旨い。良い酒です!

 燗をつけると酸味と旨味がぎっしり凝縮したような味わいに。
 ただせっかくの綺麗な香りが飛んでしまうので少々もったいない感じですねー
 この酒は冷やしてキリリといただきましょう!

データ――
 アルコール分 15度以上16度未満
 原材料名 米、米こうじ
 精米歩合 55%
 (名)渡辺酒造店


2008年03月31日追記――
 コクがありながらもどこかスッキリとしています。
 甘味が結構強くなりましたが旨い……
 良い酒です。やはりさっぱりとした食べ物に良く合いますね。

 お燗。
 これは良くなりました!
 甘味と酸味のバランスが良い感じ。
 うん、燗したのに香りが消えませんし。
 お勧めの温度は熱燗直前ぐらいでしょうか?
 こりゃ温まります……旨いなー
 しかし先日とはまるで違う印象ですね~

 冷蔵庫に入ってる純米吟醸生原酒も楽しみです!


759749247_21.jpg tag : 純米吟醸 渡辺酒造店

越乃景虎 名水仕込 特別純米酒

 第16回目。
 いわゆる淡麗辛口系の酒の中で、今のところ私が一番好きな銘柄です。
 まだそれほどたくさんの種類を飲んではいないので偉そうな事は言えませんが……

 そして、本文冒頭に唐突に出てくる「再び」という言葉。
 何かというと、この酒の前に飲んだとある酒の感想があまりにも微妙な内容だったので、お蔵入りになったことに由来します……とりあえず、その酒に関しては別の機会にリベンジしますので、お気になさらぬよう願います……
 自分の主義主張が迷走しているのを見ると微妙な気分になりますね……
 (2011年01月23日追記:再挑戦しました。(21BY感想))

(飲み始め:2008年03月24日)

 本日は、再びスタンダードな酒を飲んでみよう!というわけでこちら――
 「越乃景虎 名水仕込 特別純米酒」
 新潟県の有名銘柄の一つですね。
 ……まあ名水仕込に加え、精米歩合が55%なので厳密には「スタンダード」ではないのですが、もちろん良い意味で。

 酒の香り、としか言えない香りに、甘い香りがほんの少々。
 ただ、キリッと引き締まった香りなので、イヤミな感じはありません。

 スッキリとしています。
 甘さなどはほとんど無く、これでもか!といったぐらいに酒らしい酒です。
 鼻から抜ける香りは、酒とほのかなもろみ。
 酸味や酒の香りがバランスの良さを非常に感じさせてくれます。
 うん、これはなかなか!
 それに食べ物を一切邪魔しないので晩酌用にはぴったりですね。

 燗してみました。
 香りが全く立たない?……いや、むしろ香りが消えた?
 まろやかに、しかし飲み口はキリッと。
 酒っぽさが大幅に減り、異様なまでに飲みやすいです。これは凄い!
 ……しかし逆に酒を飲み慣れない人なら飲み過ぎて大変なことになりそうな予感(笑)

 うーん、こんなに温度帯を選ばない酒は初めてです。
 冷酒から熱燗までほとんど味が崩れません。
 ……まあ逆に特徴が無いだけとも考えられますが。
 あ、こんなこと書いてますが私この酒結構気に入りましたよ?(笑)

 そう言えば焼酎好きの昔の知り合いもこの酒を気に入っていましたが、やっぱりこの癖の無さがポイントだったんでしょうかね?
 今度飲み屋で焼酎好きに飲ませて感想を聞いてみるかな?

データ――
 アルコール分 15度以上16度未満
 原材料名 米、米麹
 精米歩合 55%
 製造年月 20.01
 諸橋酒造(株)


2008年03月25日追記――
 キリッとした酸味にわずかな甘味。アルコールのスッキリとした刺激。
 昨日より全体的に味が濃くなった気がします。

 燗すると甘味が増加。
 初日ほどの鮮烈さはありませんが、まだまだ十分イケます!

 綺麗過ぎた分、変化がはっきりとわかってしまうのでしょうね。
 良い酒です。


2008年03月27日追記――
 全体的に味が強くなりましたが、食べ物と合わせる分には全く問題ないですね。
 そして相変わらず燗上がりの良い酒です。
 ただやはりこの酒の真の実力は開けたばかりでしょう。
 うん、良い酒でした。


754843582_164.jpg tag : 特別純米 諸橋酒造

出羽桜 桜花吟醸酒 火入れ

 第15回目。
 会社ホームページ上の説明によると、「吟醸酒の普及に貢献した、地酒界を代表するスタンダード吟醸酒。」とのことで、1980年の発売以来、順調に日本酒ファンを増やし続けているそうです。
 確かにこの酒が好きな方は結構いらっしゃいますね。以前どこかで、居酒屋に置いてあるとホッとする、という話を読んだ覚えもあります。

 そして、味を占めたのか早速開栓後一週間放置を実行。
 描写は本文中に譲るとして、驚くような変化を目の当たりに。
 初日が素晴らしすぎる酒以外は、結構放置するのも良さそうですよ?
 ……ある意味ギャンブルですけども。
 (2010年07月19日追記:完全にギャンブルなのでお勧めは出来ません。特に生酒の放置はリスクの方がずっと大きいので止めておいた方が無難です。)

(飲み始め:2008年03月21日)

 山形県は出羽桜酒造――
 「出羽桜 桜花吟醸酒(火入れ)」の300ml瓶です。
 小さくてお手軽ですねー

 さて――
 甘くてフルーティな……非常に華やかな香りです……
 口から鼻に抜ける香りはメロン系。
 少々渋味と苦味が強いですが、食べ物と合わせると甘さが立ってなかなか旨いです。
 なるほど、この名前だけあって花見の宴会などで、皆でワイワイ飲み食いするのに向いた酒な気がしますよ?

 少量なので一度に飲んでしまおうと思っていましたが、数日置いてみることにしました。
 これはしばらく空気に触れさせれば、良くなる酒のような気がします!
 ……ただの勘ですが(笑)

データ――
 原材料名 米、米こうじ、醸造アルコール
 使用米 掛米 雪化粧 こうじ米 美山錦
 精米歩合 50%
 アルコール分 15度以上16度未満
 日本酒度 +5
 酸度 1.2
 使用酵母 小川酵母
 製造年月 08.1
 出羽桜酒造(株)


2008年03月28日追記――
 香りはだいぶ弱まりましたが、甘いメロンのような香りがまだ残ります。
 最初に来るのは甘味、しかしそれはすぐに消え、スッキリとした辛口の飲み口に。
 そして酸味も良い感じに印象を引き締めています。……何の食べ物にも合いませんが(笑)
 酒自体を楽しむ――吟醸酒の見本のような酒ですねー
 しかし素晴らしい変化です……

 今度は生酒や限定の山田錦使用酒も飲んでみたいと思います!


751691735_58.jpg tag : 吟醸 出羽桜酒造

くどき上手 純米 古代黒紫米

 第14回目。
 様々な米を用いて酒造りを行うこの会社ですが、今回の酒はその中でも特殊な部類の物です。
 古代黒紫米――古代です!なんと言うかロマンです!……山田錦とのブレンドですけども。
 その理由を推測すると、この米は色がついているのが表面部分のみなので、色が無くなってしまうのを防ぐためには高度な精白が出来ず、そして低精白状態(と言うよりもほとんど玄米状態)の米だけでは、まともな酒が造れなかったのではないでしょうか。
 ……多分、本当は古代米100%で造りたかったんじゃないのかな。

 ちなみに本文中で触れている新酒ですが、今現在まだ飲んでおりません。
 一升瓶は一人で飲む人間には開けづらいんですよね……
 ここの会社は良い酒が多いのですが、基本的に一升瓶しか無い酒が多いのがツラい……
 まあ、旨いから買うんですけども(笑)

(飲み始め:2008年03月20日)

 本日は一風変わった酒です。
 はい。もちろん衝動買いです。
 「くどき上手 純米 古代黒紫米」
 色がロゼワインっぽい!
 ……グラスで飲むべきだったか、と少し後悔しつつ――

 酒の香りにブドウのような香り、そしてそこに何らかの熟成した香りが混ざります。
 ワインっぽいと言えば言えなくはないような、どこか不思議な香りですね。

 おお!……色や香りだけではなく、味の第一印象もフレッシュなワインのようです。
 飲んでいる内に米の感じが増してきて、日本酒らしさが強くなってきますが。
 舌を軽く刺激する酸味、そしてフルーティな甘味。華やかです。
 アルコール度数が高いので、酒を飲んでいる感覚はワインより強いですが、こりゃ結構旨いです!
 ただ酒そのもののインパクトが強いので普通の食べ物とは合わない感じですね。
 ……まあそんな酒は他にもザラにありますが。
 なので合わせるとしたら、味の濃いチーズやサラミ、もしくは甘い物、でしょうか。

 アルコールが回ってくると少々渋味を感じるようになりましたが、甘い物と一緒に飲んでいる分には全く感じません。
 飲みやすいので結構な量を飲んでしまいました……
 この酒は変化球ですが、相変わらずくどき上手シリーズの質は高いですね~
 先日購入した新酒は何ヶ月か後に開ける予定ですが、既に今から楽しみです(笑)

データ――
 原料米 山田錦80% 黒米紫小町20%
 精米歩合 掛米 山田錦50% 紫小町95% 麹米 山田錦50%
 使用酵母 小川KA
 日本酒度 ±0
 酸度 1.3
 アルコール分 16度以上度17未満
 原材料名 米、米こうじ
 蔵出年月 200706
 亀の井酒造(株)


2008年03月22日追記――
 アルコールの香りと熟成香が増加。
 これは相変わらず日本酒の香りではないですね(笑)
 口に入れた時の香りはさらにブドウっぽくなりました。
 甘味、酸味、苦味とも軽いワインのよう……まあワインとして考えるならもう少し深みが欲しいところですが。
 しかしこの酒の原料は米と米こうじのみ。日本酒って凄い……
 飲んでいる内に少々くどくなってくるのはご愛嬌。

 ……良い銘柄は他にも色々と飲んでみたくなりますねー


750728612_40.jpg 750728612_199.jpg tag : 純米 亀の井酒造

尾瀬の雪どけ 純米吟醸びん囲い本生

 第13回目。
 この頃になると感想の書き方もだいぶこなれてきましたね。
 ……当時読んだ本の影響か、大手酒造会社に噛みつく悪い癖は消えてませんけども。
 そして、この時にスキル(?)「一週間放置」を獲得。
 これ以降、それまで何となく見ていた時間による酒質の変化を、より意識して見るようになります。

(飲み始め:2008年03月16日)

 「尾瀬の雪どけ 純米吟醸びん囲い本生」
 群馬県のお酒です。

 米の香り……そしてマスカットのような香り。
 甘味と酸味、渋味。苦味も少々。甘味が強めかな?
 口から鼻に抜ける香りはもろみに青リンゴが少々。
 アルコールの強さも感じます。空きっ腹が熱い(笑)
 無濾過無加水だけあって力強さのある酒ですね。

 お燗してみると酸味が立ち、バランスが良くなりました。
 食べ物にも良く合います。うん。

 ――
 家に来た親戚に四合瓶に移して一本あげました。
 一升瓶は一人で開けると消費に困るので難しいですよね。
 銘酒が一合瓶や二合瓶などで手軽に買えるようになれば、普通の人が日本酒を手に取ってくれる機会も増えるのでしょうけど。
 少し前のカップ酒ブームも継続したヒットまでには至らなかったですし……体力のある大手酒造メーカーがもっと世間に訴えかけるような商品を出してくれればなあ……
 ……脱線しました。
 ちびちびと飲んでいきます。

データ――
 アルコール分 17度以上18度未満
 原材料名 米、米麹
 精米歩合 55%
 製造年月 20.2
 龍神酒造(株)


2008年03月18日追記――
 甘味が減少。酸味と苦味、アルコールの味が大幅増加。
 口から鼻にアルコールの香りが抜けていきます。

 燗してみる。酸味増加……アルコールの香りも。

 むむ、随分早く崩れたような?
 飲んでいる内に渋味も強く感じるようになりましたし……
 やはりこの酒も大人数で一気に消費してしまうべきかもしれませんね。


2008年03月19日追記――
 酒、というかアルコールの香りがかなり強くなりました。
 甘い香りは姿を消し、何とも重たげな香りに……

 しかし――
 アルコールの味が濃くなりましたが、それだけではなく甘いが辛いという印象に変化。
 ……これは意外と面白いかも。
 不思議と昨日は強く感じた酸味を余り感じませんし。
 体調の問題もあるのでしょうか?
 後口に苦味や渋味が残りますがこれはこれで!
 うん、昨日より旨い気がします。
 ……残りはもう少し日数を置いて飲んでみよう。
 こんなに何段階も変化するものとは……
 改めて自分の見識の浅さを思い知らされました。


2008年03月23日追記――
 おお!
 甘味と酸味のバランスが良いです。しかも飲み口スッキリ。
 逆に少々強かったアルコールの味は減少した感じに。
 これは良い変化……というか、凄まじい変化ですよ?
 開栓後一週間ですがこんなにも複雑に変化するんですね……
 飲んでいる内に甘味が増して少し重くなってきますが、それは飲み過ぎなければ良い話。
 何にせよまた新しい日本酒観を得られました!


746413749_97.jpg tag : 純米吟醸 龍神酒造

隆(水色ラベル) 純米吟醸 播州山田錦 生原酒

 第12回目。
 私の地元神奈川県の酒です。
 スペックや米の種類によってラベルの色が違うこのお酒。
 いまいち区別が付かないので、どこから飲んで良いのかがわかりづらいのが困りもの……
 ちなみにこの時飲んだ物は「水色ラベル」で、購入の理由は入った店にたまたまあったから。
 しかし色の名称そのものがラベルに書かれている訳でもないので、自分が何を買ったのかわからないんですよね……というかネットできちんと調べるまで何のラベルかわかりませんでしたし。……実は紫ラベルか白ラベルだと思って購入したんですよ。
 その辺りがもう少しわかりやすければなぁ……自社ホームページを作って全製品の情報を載せたりしてくれると嬉しいんですけどね。
 ……それはともかく、本文をどうぞ~

(飲み始め:2008年03月11日)

 今日は神奈川県の酒です!
 「隆(水色ラベル) 純米吟醸 播州山田錦 生原酒」
 米の香りの中にマスカットのような香りが混ざります。

 酸味と甘味、そして原酒ならではの力強い酒の香り。続いて訪れるのは渋味が少々。
 言うなればギッシリと詰まったような酒質でしょうか?
 鼻に抜ける香りはアルコール、そしてエステル系の甘い香り。
 うん、なかなか旨い!
 ただ人によっては少々重たく感じる、かも?

 続いてお燗してみました。
 ぬる燗だと少々渋味が目立ちますが、熱燗の場合は味のまとまりが良くふっくらとした印象。
 こりゃ良いですね……冷やと熱燗、印象は全く違いますがどちらもなかなかの物です!

 難点は原酒なので度数が高く、余りたくさん飲めないことですねー
 さて、この酒はどんな変化をするのでしょう?
 楽しみです。

データ――
 アルコール 18分度以上19度未満
 原材料名 米、米麹
 原料酒米 2006年度兵庫県産山田錦
 精米歩合 50%
 日本酒度 +1.0
 使用酵母 9号系
 酸度 1.5
 製造年月 07.7
 (資)川西屋酒造店


2008年03月13日追記――
 米の香り、酸味、渋味、甘味――それぞれが強くなり、どっしりとした力強さを感じます。
 甘味が強くなった分、少々クドさが出てきましたね……

 ああ……熱燗は良いですね……少々酸味と甘味が強めですけど。温まるなー
 ただ開栓直後の方がバランスは良かったかな?

 これは別のスペックの物も飲んでみなければなりませんね!


741595261_12.jpg tag : 純米吟醸 川西屋酒造店

黒龍 吟醸垂れ口

 第11回目。
 黒龍の上級酒は皇室御用達として有名です。
 しかし不当競争になるということで、ラベルにそのことを表示するのは法律で禁止されています。
 友人にそのことを話したら「てっきり皇室では洋酒ばかりだと思ってた」とぬかしやがりましたよ。
 やはり世間的に見ると日本酒の地位は低いんですよね……
 賓客をもてなすのはワイン!……そんな考えで昔から凝り固まっていると言うか。
 まあ洞爺湖サミットでは日本酒や焼酎、梅酒が振る舞われたようですけども……
 だから御用達の表示も別に良いじゃないですかねー、例えその銘柄が人気になってますます買いづらくなったとしても、日本酒全体のイメージが上がるのであれば!
 …………いや、やっぱり私が全種類を一度は飲んでみるまで待ってください(!?

 台無しな感じですが、本文をどうぞ。
 ちなみにこの酒は上に書いたような上級酒ではありませんのでご注意を~

(飲み始め:2008年03月07日)

 本日は福井県のお酒――「黒龍 吟醸垂れ口」を飲みました。
 冷蔵庫に静置した状態では、わずかな「おり」が瓶の底に沈んでいます。
 瓶を何度か揺するとおりが全体に混ざり、わずかに濁った酒に。
 特に書かれてはいませんが、「うすにごり」や「おりがらみ」と呼ばれる酒の一種ですね。

 バナナのような香りに、手作りパンのような香りが混ざります。
 良い香りです。酵母の種類が関係しているのでしょうか?
 そして、このバナナのような香りが黒龍の特徴?
 まだ二種類しか飲んでいないのでアレですが、前に飲んだ純米吟醸も似た香りでしたし。
 別の酒もまた今度飲みますので、そこの辺りはまた後日~

 甘味、苦味、そして刺激を伴う酸味。
 目立って発泡はしていませんが炭酸系の酸味ですね。ピリピリと口内が刺激されます。
 鼻に抜ける香りはラムネ系。
 そして旨味のバランスも良いです。こりゃ旨いなー
 つまみ無しでもぐいぐいイケます!……いや、つまみは逆に無粋?
 ただ、もし何かと合わせるなら甘い物が良いですね。
 普通の食べ物にはこの香りが重荷になると思います。
 いやーなかなか良い酒ですね、これ。
 季節限定品ではあるものの、価格はお手軽。お勧めです。

 あー、空きっ腹に二合は効くわー(笑)

データ――
 原材料名 米、米こうじ、醸造アルコール
 使用米 五百万石100%
 精米歩合 55%
 アルコール分 17度
 製造年月 08.1
 黒龍酒造(株)


2008年03月09日追記――
 やはりバナナ系の香り。
 甘味と渋味が増し、苦味も少々増加。反対に酸味は減ったような気が。
 ……食べ物との相性が変わった?
 甘い物との相性が少し悪くなった代わりに、塩味の強い食べ物には良く合うように!
 あー長期熟成チーズ旨ーい。辛い乾き物にも良く合うなー
 今後も限定品等を色々と飲んでみたい所存。旨い!


737544921_86.jpg tag : 吟醸 黒龍酒造

龍神丸 吟醸生原酒

 第10回目ということでこの銘柄をご紹介!
 時系列に沿うと本来はもう少し後の紹介になるのですが、キリの良い数字ということで。

 多分これを書いた時は、人気の銘柄ということで肩に力が入っていたんですよね……
 普通に書けば良いところに余計な一言を加えたせいで、我ながら妙に腹立たしい感想に。
 ……と言うわけでそのような部分に修正と加筆を行いました。
 人気銘柄や有名銘柄だからと言って、評価基準を上げてしまってはフェアじゃ無い!
 やはり感想は素直に書かねばなりません!……今後も頑張ります。

 そして冒頭部分のロマサガネタを友人や知り合いから完全スルーされたのも、今では良い思い出……いや、嘘です、当時は微妙にヘコみました(笑)
 (元ネタ参考:http://www.youtube.com/watch?v=grqHtrQVGxg)
 まさかコメントどころか、会話やメールですら一言も触れられないとは!……奴らは鬼じゃー

 まあそれはともかく――
 純米生原酒の感想は後日掲載予定……どれくらい先になるかは不明ですけど。
 また今回みたいに割り込みがあるかもしれませんが、その時はよろしくお願いします。

(飲み始め:2008年05月10日)

  ねんがんの 龍神丸をてにいれたぞ!

  そう かんけいないね
⇒ 殺してでも うばいとる
  ゆずってくれ たのむ!!

  な なにをする きさまらー!

 と言うわけで(!?)、本日のお酒はこちらー
 「龍神丸 吟醸生原酒」
 アニメ化もされた人気漫画「もやしもん」で紹介され、有名になった銘柄です。
 ちなみにもやしもんに登場したのは大吟醸で、これはその下のグレードの物ですね。
 何だかんだでこの吟醸も、オークションでは定価の倍の値段がつけられていたりします。
 ……どうしても定価で購入したいのであれば、高垣酒造のサイト上の龍神丸取扱特約店をこまめにチェックすることが肝要です。
 だいたい抽選販売の申し込みが1月~4月ぐらいの間にありますので……って広いなー(笑)
 しかし「絶対に飲んでやる!」と言う気合いと根性、抽選に外れてもめげない精神力があれば何とかなります!……ちなみに私の場合は4店の抽選に申し込みしました。……結構ハズレました。

 さて――
 きれいな甘い香り。酒の香りに桃のような香りが混ざります。

 まずは甘味。続いてアルコールの味わい。
 口全体に甘味が広がった後、スッと消えていきます。
 結構甘味の強い酒ですが飲み口はキリッとしておりイヤミさは感じません。
 あ、旨いですこれ。非常に飲みやすいですし。
 そしてバッチリと食べ物にも合う……
 甘味が食べ物の邪魔をせず上手い具合に調和しており……これは素晴らしい。

 常温よりは冷酒のが良いかな?少々エグみが出てきますので。
 燗は……しない方が吉……これは勿体ない……

 うん、なかなか良い酒ですねー
 ただ、私なら日本酒が苦手な人への入り口には別の酒を選ぶと思います。
 もう少し派手でわかりやすい酒の方がショックを与えやすいと言うか……あくまで個人的な意見ですけども。
 ……大吟醸の感想にご期待ください!(笑)

データ――
 原材料名 米、米こうじ、醸造アルコール
 原料米 五百万石
 使用酵母 和歌山酵母
 アルコール分 18度
 精米歩合 60%
 製造年月 2008.4.
 高垣酒造(株)


2008年05月11日追記――
 米の香りが増加。

 少々渋味と酸味が加わり、アルコールの風味も増加。しかし悪くはないです。
 このまま毎日ちょっとずつ飲んで、じっくり変化をみていこうと思います。


2008年05月12日追記――
 着実に米の香りが増加しています。
 酸味、渋味、それに甘味も増加。少々アルコール臭が目立ちます。
 そして後口にエグみが残るように。
 だいぶ重たくなってきましたね。


2008年05月13日追記――
 ぎっしりとした米の甘い香り。
 最初に来るのは甘味ですが、しっかりとした米の旨味も感じられるように。
 そしてそれを追うわずかな酸味とアルコール臭。のど越しに少々渋味が残ります。

 まあ今のところは想像通りの変化のような。
 残りの量も少ないことですし、次は少し時間を置くべきかもしれません……


2008年05月17日追記――
 口に入れた時に渋味を感じるように。
 甘味が強い……
 そして舌をピリピリしたアルコールの刺激が覆います。苦味も少々。
 後口に結構エグみが残るようにもなりました。

 一週間の変化を見てきましたが、これは早めに飲むべき酒ですね。
 ……途中から何となくわかってはいましたけど(笑)
 ただおかげでこれ以降は無理に変化を追う必要がなくなりました。
 次の龍神丸は開けたらなるべく早く飲んでしまいますよ~

 (第2弾:純米、第3弾:純米吟醸、第4弾:大吟醸)

802338026_240.jpg tag : 吟醸 高垣酒造

義侠 純米生原酒 1,500kg 60% H19BY

 第9回目。
 熱狂的なファンも多い銘柄です!
 この酒は、低価格の物を気に入るともう少し上の物、それを気に入るともっと上の物、そしてそれを気に入ると(以下略)――という素敵なアリ地獄方式を採用しております(笑)……もちろん褒め言葉ですよ?
 まあアリ地獄と言う言葉は冗談にしても、実際ハマると上位の酒がもの凄く気になりだします。
 ……上の方はとっても高いんですけどねー
 私の場合、この60%を飲んだ当時はそれほどまでではなかったのですが、その後に50%を飲んだ時に相当キました……詳細は後日に譲るとして、かなりアリ地獄に足を突っ込み気味です。
 50%の感想を載せる時までに、果たして陥落しているかどうか?……お楽しみ、に?

(飲み始め:2008年03月02日)

 本日は愛知県の酒です。
 「義侠 純米生原酒 1500kg 60% H19BY」
 種類が多過ぎてどれから飲めば良いのかわかりにくい酒ですが、とりあえずその通販サイト上の一番お手頃な物を選択してみました。
 ……後から知りましたがどうやら70%と言うのもあるみたいですね、値段の差は僅かですけども。

 青リンゴのようなきれいで甘い香り。
 どっしりとした酸味、その後ろからは控えめな甘味が。
 口から鼻に抜ける香りは青リンゴ。
 トロリとした酒質で、しっかりとした米の旨味も感じられます。旨い!
 ただ後口に少々余計な苦味や渋味が残るのが気になるところ。
 しかしこの酒は、購入時に見かけた中では最も安い物。
 より高精白な物であればこの問題は解決していることでしょう!
 ……余り高い物には手が出しづらいのがアレですが。

 こういうタイプの酒は置くとどういう変化をするんでしょう?
 自信がないのでチビチビ飲みながら消極的に変化を見ていこうと思います(笑)

データ――
 アルコール分 16度以上17度未満
 精米歩合 60%
 原料米 兵庫県東条産特A地区山田錦米100%
 原材料名 米、米こうじ
 製造年月 H19.12
 山忠本家酒造(株)


2008年03月04日追記――
 香りに米を感じるように。言うなれば旨そうな香り?
 甘味が増して全体のバランスが各段にアップ!
 アルコールの香りも心地良く、んー旨い!
 燗上がりもなかなかのものですね……
 開栓時に燗した時は酸味ばかりが目立っていたのですが、今日は様々な風味を感じさせてくれています。
 こういう変化をしてくれるとは……嬉しい誤算でした。

 購入済みの50%を開けるのも非常に楽しみになってまいりました!
 いやー、酒は良い……


732596476_58.jpg tag : 純米 山忠本家酒造

醴泉(れいせん) 純米吟醸活性にごり本生

 第8回目。
 「醴泉」の醴の字は訓読みであまざけ――言うまでもなく甘酒を表します。
 まあ、それはそれとして(!?)、響きが良い名前ですよねー、涼しげで。
 この酒の名前の由来は、会社ホームページ上の説明によると「奈良時代に元正天皇が養老の地を訪れ、滝の水が甘く健康に良いという中国の泉の名前をこの地の泉に命名されました」とのことで、どうやらその名水を使用して造られている酒のようです。
 ちゃんと考えて付けられた名前だったんですね。私はてっきり響きだけで決めた物だとばかり(笑)
 ……
 この酒を飲んだのはまだ2月中でしたが、涼しげな名前と瓶、スッキリとした炭酸――これらを考えると、ちょうど今のような夏の暑い時期に飲むのも悪くないと思います。
 ジョッキで生ビールも最高ですが、適当に料理を摘みながら飲むこの酒も良さそうですよ?

(記述日:2008年02月28日)

 本日のお酒はこちら――
 「醴泉(れいせん) 純米吟醸活性にごり本生」
 岐阜の酒ですね。
 封印の「吹きだします」という警告にトキメキを禁じ得ません(笑)

 開けては閉め、開けては閉め……
 ……
 いつまで経っても炭酸が抜けません!なんて強力な炭酸……
 これはスクリュー式の蓋だから良いものの、一升瓶と同じタイプの蓋だったら確実に吹き出していたことでしょう。
 冷蔵庫に静置していた筈なのに恐るべしです……

 それはともかく――
 泡と米の粒で酒が白く濁っています。なかなか綺麗な見た目?
 もろみの甘い香りがメイン。そこに果物のような甘い香りが混ざります。嫌みのない甘酒風の香り、とでも申しましょうか?
 口に含むと意外なほどスッキリとしています。これはなかなか旨い!
 炭酸が心地良い感じで、スイスイ飲めます。
 しかしグラスの底にたまった米の粒はコッテリして甘味と酸味が強く濃厚。
 うおお……旨味が重たい(笑)
 そして最終的には炭酸入り甘酒といった風情に。コッテリ。
 ただ一般的な(スーパーで売っているような)濁り酒とは違って、甘ったるい感じはしないので美味しい濁り酒が飲みたい方にお勧めです!
 こういう変化球も良いですね~

データ――
 原材料名 米、米こうじ
 原料米 富山県南砺産雄山錦100%
 精米歩合 55%
 アルコール分 14度以上15度未満
 製造年月 07.6
 玉泉堂酒造(株)


729278328_36.jpg 729278328_108.jpg tag : 純米吟醸 玉泉堂酒造

正雪 特別本醸造 山田錦

 第7回目~
 まずは何と言ってもその安さ!この味で1,050円は非常にお得です!
 「安くて美味しい」って最高ですよね~
 ……しかし、見事に本文中でも安さばかりを褒めてるな(笑)
 まあこれは私が、それだけそのコストパフォーマンスに感動したのだとお受け取りください。

 そして、最近になってようやく某酒店のネット通販にて別のグレードの物を購入。
 とりあえずいつ飲むかは未定ですが、非常に楽しみです。

 しかし静岡には本当に良い酒が多い!

(飲み始め:2008年02月23日)

 本日は、おみやげに貰った静岡県は由比町のお酒、「正雪 特別本醸造 山田錦」です。
 あの由井正雪にちなんで名付けられた銘柄とのこと。

 上立ち香は――甘い香り。強いて言うなら桃系?
 果物のようなな甘味がありながらも、キリッとした飲み口。
 続くのは酸味、そして旨味。
 スッキリとしていていくらでも飲めそうな感じ、美味しいです。

 しかし残念なことに食べ物には合わず……
 見事に邪魔し合い、食べ物にも酒にもどちらにとっても不幸な感じに。なんて事だ……
 納得いかないので色々と合わせてみる……お、チョコレート系の菓子とは合いますね!
 甘い香りが菓子の甘さを引き立てるような印象です。
 ん……和菓子とは合わず。難しい……

 ……
 そのままで十分美味しいので、食前酒として飲みましょう!旨いです!
 このレベルで1,050円とは非常に素晴らしい!

データ――
 アルコール分 15度以上度16未満
 原料米 山田錦100%
 原材料名 米、米こうじ、醸造アルコール
 精米歩合 60%
 製造年月 08.2.
 (株)神沢川酒造場


2008年02月26日追記――
 渋味が少し増しました。開けたての方がスッキリしていたかも。
 しかし喉を通過するときの華やかさは凄いです。
 香りがフワーッと広がる感じ。派手だー
 そして前よりも食べ物に合うようになった気が。
 一番合うのは相変わらず甘い物ですけど。
 飲んでいる内に雑味も気にならなくなってきますし……良い酒です。安いし!(笑)
 今度見つけたら自分でも買おう。うん。
 ……でもやはり高価格帯にも挑戦してみたいところですねー
 大吟醸の値段はこれの3倍か……


724409120_29.jpg tag : 特別本醸造 神沢川酒造場

獺祭 純米大吟醸磨き三割九分

 第6回目。
 本文中でも書いていますが、様々な場所で評価の高い人気銘柄です。
 しかし、当時の追記にもあるように、明らかに2回目は飲む時期を逸しています。
 やはり日本酒は開けたばかりの変化が一番大きいので、味の変化を見たいのであれば開栓した次の日のチェックは必須ですね。これも色々と飲んできて得た教訓の一つです……
 (2009年02月13日追記:
 そしてこの後、更に色々と飲んで得た教訓は「酒によって違う」です。……当たり前ですね。
 過去の感想を読み返すと、こうやって修正を入れたくなってしまうのが問題です……
 結局下記目標「9月中に購入~」も破りましたし……)

 そして遠心分離のことに触れ、すぐにでも飲むかと思いきや、飲んだのは数ヶ月後。
 しかもハズレの瓶を引いたのかそれとも保存状態が悪かったのか、結局まともな感想は書けず……
 なので、現在までまともな遠心分離の酒は飲んでおりません。……早く飲まねば。
 ……ただ冷蔵庫が酒で既に満タンなので、新たな酒がなかなか買えないんですよねー
 減ったとしても衝動買いで即補充!……なんたる駄目さ。
 「目標:9月中に購入だけはする」
 これで良し!(?)

(飲み始め:2008年02月22日)

 本日は山口県の酒――「獺祭(だっさい) 純米大吟醸 磨き三割九分」です。
 色々なサイトで評価の高い銘柄ですね~
 そしてここの酒造では普通の酒造りには使用しないような技術を用いています。
 それは遠心分離!――ただ今回の酒には関係無いので詳しい話は別の機会に。
 ……露骨な伏線ですね(笑)

 さて――上立ち香は桃のよう。結構ハッキリとして良い香りです。
 少々苦味が気になりますが、華やかでフルーティ……
 スッキリとした酒質と綺麗な甘味が心地良く、のどの奥にするりと消えていくようです。
 んー、こりゃ旨い!
 食べ物無しでもイケますし、食中酒としても実力充分です。

 そして、もう少し時間を置いたら更に良くなりそうな予感が!
 二、三日後の変化に期待大ですね~

データ――
 アルコール分 15度以上16度未満
 原料米 山田錦
 原材料名 米、米こうじ
 精米歩合 39%
 製造年月 07.12
 旭酒造(株)


2008年02月25日追記――
 香りが少々濃くなり、酸味が立って苦味の印象が減りました。
 香り高く派手。そして、ふっくらとした感じを受けるように。
 ……ちょっと時間を置きすぎたかも。最適な飲み頃を逸した気もします。
 旨いですが少し惜しい印象。もったいない……


723440118_116.jpg tag : 純米大吟醸 旭酒造

神亀 手造り純米酒

 第5回目はこの酒です。
 純米酒が大好きな人たち(特に故上原浩さんを信奉している人たち)の中では、ある意味最強クラスの人気と知名度を誇っている酒ですね。
 非常に和む、と言うかホッとする酒です。
 私もこの酒のおかげで燗の良さに気づくことができました。

 そして、この酒がきっかけで、良さげな酒燗器が無いかと某電気屋や某百貨店を探し回ることに……ただ、なかなかピンとくる物には巡り会えず、ネットで色々とお勧めを探している内に興味はお手頃価格の金属製徳利に移行――
 まあ、酒器のことはいつか書くとして、神亀の話に参りましょう~

(飲み始め:2008年02月09日)

 埼玉の酒蔵のお酒です。
 「神亀 手造り純米酒」

 これでもか!といった具合に強烈な酒と米の香り。
 少々雑な印象ですが不思議と嫌な感じはありません。
 濃いです……口の中でムワッと香るような。
 複雑な甘味に続き、酸味、渋味が怒涛のように押し寄せます。
 好き嫌いがはっきりと別れそうな味わいですね。日本酒が苦手な人には少々つらいかもしれません。

 次いでお燗を――
 ……?……なんだこれ?香りがまるで違う……
 雑だった香りが消え、すっきりと一本筋の通った綺麗な酒の香りに……
 味もそうです……なんという旨さ……
 トロリとした酒質。甘味や酸味、旨味が高レベルで調和しています。
 そして燗酒につきもののアルコール臭さは感じられず、ひたすらに温かさが心地良い……
 燗酒ってこんなに旨かったんだ……新たな境地が開けた感じです……
 まさかここまで変わるとは……
 日本酒らしい日本酒でここまで旨い酒は初めてですよ……この酒を飲んだら他の酒が飲めなくなる、という人がいるのも頷けるぐらい旨いです……まあそれは、単なる視野狭窄な気がしないでもないですが(笑)

 ……他人の話はともかくとして。
 コストパフォーマンスも非常に高いこの酒――再度購入決定です!
 いやー、寒い日に鍋をつつきながらお燗したこの酒をチビチビと……
 至福の一時ですね……

データ――
 原材料名 米、米麹
 アルコール分 15度~15.9度
 原料米 山田錦、五百万石、美山錦
 精米歩合 60%
 製造年月 07.9
 神亀酒造(株)


2008年02月14日追記――
 冷酒の状態では酒臭さが目立つ。
 ……ただ、燗した時の旨さは素晴らしい。これは変わらないですね。
 あー和む……あー旨い……
 甘い物にも余裕で合うなー
 この会社の酒は他にも色々と味わわねばなりませんねー


709947529_111.jpg tag : 純米 神亀酒造

美丈夫しゅわっ!! 発泡吟醸酒

 第4回目~
 なんだかこの日の感想は妙に宣伝臭いなぁ……
 確かこの酒は日曜日の夕方に、つまみも無しで飲んだ気が。
 加えてこの日の天気は雪……普段とは違う状況がもたらした微妙なテンションによって、この内容が形作られたのでしょうか!?
 ……まあどうでも良いですねー

 ちなみにこの美丈夫ですが、「純米吟醸うすにごり」という商品もありまして、そちらのガスは瓶内の二次発酵によって発生した自然の炭酸ガスだそうです。
 今度飲み比べてみたいものです。(時期は未定)

(記述日:2008年02月03日)

 雪ですね……
 寒いですね……
 さて、それはともかく、高知県の発泡日本酒です。
 なかなかシャンパングラスにも映えますね~(でもない、か?)

 香りはラムネ系+ほんのりベリー系。
 口に含んでまず感じるのは炭酸の爽やかさ。
 次いでほんのりとした甘味……でも一番立っているのは炭酸から来る酸味です。
 口内で撹拌すると、ラムネ系の香りも立ちます。
 炭酸が抜けてくるとアルコール臭が少々目立ってきますが……

 この酒は一般的な発泡日本酒とは違い、ビールのように後から炭酸ガスを吹き込んでいるらしく(全てのビールがそう言う訳ではありません)、シャンパンのような日本酒を目指して作られたとのこと。
 綺麗な青色をした瓶からもこのコンセプトがよくうかがえますね。
 特筆するような旨さはありませんが、日本酒に古臭いイメージを持っている人に飲ませてみると面白いと思います。
 飲みやすいので、300mlぐらいならあっという間ですよ?
 ……ある程度日本酒が好きな人には物足りないかもしれませんが。

 何かの集まりに変化球の一本としてはいかがでしょうか?
 なかなか面白い酒ですよ?

データ――
 アルコール分 13度以上14度未満
 原材料名 米、米麹、醸造アルコール
 精米歩合 55%
 製造年月 19.7.
 (有)濱川商店


703788658_48.jpg 703788658_53.jpg tag : 吟醸 濱川商店

車坂 純米大吟醸 無濾過生原酒

 第3回目。
 見事なまでに読んだばかりの知識をひけらかしておりますねー……恥ずかしい……
 それにそこまで山吹色じゃないと言うか、同じくらいの色の酒は結構あると言うか……
 確かこの時は「どぶろくの造り方」みたいな本を読んだばかりだった気が。
 書籍名は書きませんがあの本も今考えてみると、「著者の考えが唯一の正しい物」として断定的に書かれていた気がしますね。
 結構日本酒関連の本には「こうであれ!」と強く言っている物が多いので、あまり知識の無い内に読むと大きな影響を受けかねません。
 実際私もそうなりかけましたし……それに完全になっていないとは言い切れない、かも?
 自分が色々飲んでいる内に段々と特定の銘柄にハマっていくならともかく、他人の意見でこの酒が旨いんだ!と決めつけてしまうのは非常に勿体ないと思います。
 日本酒は多種多様で素晴らしい物なのですからね!
 まあ、私もこんな偉そうなことを言いながら、有名銘柄や人気銘柄大好きですけどねー……やっぱり一度は飲んでみたいと言うのが人情?
 ……なので私の感想も「へえ、こいつこんな事言ってるよ」ぐらいで流し読みください。

 あと、この日記には追記として古酒について色々言っている部分がありましたが、長いので割愛しました。
 もう少し知識が付いたら改めてこのブログに書きたいと思います。

(飲み始め:2008年01月27日)

 本日は酒の色から。綺麗な山吹色です……
 実はどんな日本酒でも出来立ての状態では色がついているんですよね。
 で、それをほとんどのメーカーがわざわざ炭素濾過などで脱色してから売り出している……おかしな話ですね。
 ……これはフランス人が、白ワインに色がついているのはおかしい!無色透明にしろ!って言ってるようなものです。
 そんなことしたら色や雑味以外にも大切な成分(味とか香りとか)が抜けてしまうに決まっているじゃないですか。……そう考えれば、その異常さが理解し易いと思います。
 これはどうやら、過去の粗悪な酒が横行した時代に、
 色のついた酒=悪い酒、古くて痛んだ酒
 無色透明の酒=上等な良い酒
 という構図が作られ、その考えが現代まで引きずられていることによるらしいです。
 無難な物を手に入れるためにもっと大切な物を失う……近頃の日本の政治にも当てはまりそうな話ですが、当方お気楽日記のテーマにはそぐわないので割愛いたします(笑)
 有名なとある新潟の酒とかは炭濾過の筆頭みたいですね。無色透明~
 まあ私も味の調整のためになら、多少の操作は良いと思ってますが……度を過ぎるのはちょっと、ねえ?
 ……酒の色からも、その酒蔵の方針がわかるという話でした。

 と、まあ今日も激しく脱線したところで本題に参りましょう!(笑)
 杯を鼻に近づけると、香りは青リンゴのよう……しっかりとして腰の強い香りです。
 口に入れた時の香りもリンゴのよう……鮮烈な香りです。
 酸味と甘味が強く、例えるなら白ワインのような味わいでしょうか?
 原酒だけありアルコールの味も少々強いですが、それは一要素に過ぎません。
 芳醇で濃厚ながらもスッキリとした口当たり……あー旨い……こりゃあいい酒です。
 香りが結構強いので杯が進んでも良い香りは消えません。
 しかも色々な食べ物にも合いますので、スルスルと飲めますねー
 とりあえず開栓と同時に、四合瓶2本へ口一杯まで移したので、そのまま一升瓶に入れておくよりは酸素に触れる面積が少なく、劣化が遅いと思われます。
 チビチビと消費していきますよ~。変化は後日の追記で~
 しかしこのスペックなのに一升瓶で3150円……また買おう。うん。

データ――
 原材料名 米・米麹
 精米歩合 50%
 酵母 和歌山酵母
 原材料米品種 兵庫県特A産山田錦100%
 アルコール分 17度
 製造年月 19.12
 (株)吉村秀雄商店


2008年02月01日追記――
 さて、開栓後5日目の変化です。
 リンゴのような香りは失われていません。強くて良い香りです。
 苦味、渋味、甘味、酸味、アルコールの味が強くなりました。
 妥当な変化と言えますね。でも香りは崩れておらず、まだまだ旨いです!
 どんな食べ物にも合う……というか、甘い食べ物にも余裕で合わせられるとは……しかも和にも洋にも。
 おお、これは!落雁を口の中で溶かしながら飲むのもまた格別な味わいが……
 ……酒飲みに加えて甘党ってそりゃ体重増えますね(泣)

 開栓して即四合瓶に移した内のもう一本は、1ヶ月後にでも味わってみようと思います。
 これで変化がほとんどなければ、色々と展開が広げられそうですね~


2008年02月29日追記――
 色と香りが薄くなった気が。
 酸味と苦味、渋味が強いです。
 いやー……全く違う酒ですこれ。極力空気に触れないようにしていたのですが……
 燗したら少しはバランスが……いや、酸味が他に勝っただけか……
 あー、酒に申し訳ない……実験なんてしなければ良かった……
 金銭面以上に精神的に高くつきました……
 教訓:生酒は一度開けたら保存しちゃ駄目!


696895141_110.jpg 696895141_176.jpg tag : 純米大吟醸 吉村秀雄商店

黒牛 純米大吟醸 平成十九年春上槽

 第2回目――日付は1回目よりも前ですが。
 そして初めて飲んだ黒牛がこれという不幸。(と言うほどでも無いか)
 今考えてみると非常に黒牛らしからぬ酒だったと思います。
 複雑な味わいですが意外にスッキリとした酒質だったんですよね。
 この酒に関して言えば、今感想を書いたらもっとしっかりとした物が書けると思います。
 ……でも高いんだよなー
 とりあえず今は多くの種類を飲むことに精一杯なのでリベンジは何年か後(!?)にでも……

(飲み始め:2008年01月14日)

 今日はせっかくだから高い酒を開けちゃうぞー
 と、言うことで「平成十九年春上槽 黒牛 純米大吟醸」!
 黒牛と言えば和歌山を代表するお酒の一つですね!
 ……実は結構大事にとってありました(笑)

 さて――
 鼻をお猪口に近づけると綺麗な米の香りします。
 そして口に含むと――
 最初に感じるのは酸味。おおこれは!
 渋味と苦味のバランスがいいですねー
 吟醸香は余りありませんが、複雑な味わいで美味しいです。

 ……ただ値段が3,800円と非常に高く。
 コストパフォーマンスは低めかもしれません。
 逆に純米大吟醸の綺麗さがあだになっている感じもしますし……
 そして杯を重ねると次第に苦みが立ってくるので、全体のバランスの崩れが少々気になってきます。
 雑味がもう少しあっても良い気がしますね。
 うん今度は別のグレードの物も買ってみよう。
 ……
 開栓後の変化には大きく期待してます。
 楽しみですね~

 ただ久しぶりの日本酒は旨かったです……

データ――
 アルコール度数 16.5%
 日本酒度 +3.0
 アミノ酸 0.8
 使用米 山田錦100%
 精米歩合 35%
 使用酵母 非公開
 (株)名手酒造店


2008年1月18日追記――
 独特の渋味と酸味。
 いぶし銀の貫禄がある酒――そして改めて飲んで思ったのは、日数を置いたからと言ってそれほど大きくは変化しないってことですね。
 ただ今回はエビチリと一緒に飲んだのですが、エビチリの辛味と酸味にも負けない――いや、むしろそういう物と合わせてこそ本領を発揮出来る酒だと思いました。
 旨かった……


tag : 純米大吟醸 名手酒造店

東一 純米大吟醸

 さて、第1回目ということで私お気に入りのこちらをご紹介!
 そしてこれ以前の数回分感想は酒のデータを書き忘れていたこともあり省略です!(一つ除く)
 まだこの頃は感想を書き始めたばかりで手探り状態でしたが、逆に現在よりもしっかりとした感想が書かれている気もします……何と言うか今よりも起伏に富んだ感想?
 やはり中途半端な慣れは禁物ですねー
 知識を得るのは良くても、酒に対しては常に新鮮な気持ちで向かわなければ……
 7ヶ月前の日記に色々と思い知らされました。
 (2010年01月11日追記注:一番初めのこの記事から約2ヶ月分の記事は、某SNSで書いた感想に手を加えて転載した物になります。……しかし今になって見返してみれば、どちらの時期の感想も手直ししたくて仕方ありません……月日って恐ろしい)

(飲み始め:2008年01月17日)

 本日開けたのは家の冷蔵庫に2年近く入っていた父親の貰い物の酒です。
 ……放置し過ぎですねー
 実は、この酒を貰った当時はまだそれほど日本酒に興味無かったこともありまして……
 とりあえず冷蔵庫に入っていて良かったです!(!?)
 で、さらに微妙に不安にさせてくれるのがラベルにつけられた「生」のシール……本当に大丈夫でしょうかコレ?(笑)
 まあ気にしていても仕方がないのでレッツオープン!

 かなり熟成が進んでいるのでしょうか?
 単純に何かとは言えないような濃いフルーツの香りがします。あえて言うなら南国風な感じ?
 口に含むと――まずは少々熟れすぎたリンゴのような香りが。
 そして発泡はしていないのにも関わらず、微炭酸を思わせるような酸味が広がります。
 ただそれ以外の味も全体的に強く甘味、旨味どれもが鮮烈!
 う~ん旨い!
 そして喉越しが最高!
 飲みやすいですし、乾き物でも摘みながらいくらでも飲めそうな感じです。
 言うなればビール感覚?これは初体験だ……
 ただこれは熟成が進んでいることもあり、開栓後の変化を楽しむものではないかもしれませんね……もしかすると後は味が崩れる一方かも?
 既に完成品と言えるような、何というか……とにかく旨いんで何でもOKです!(笑)
 いつかフレッシュな物も飲もうと思いました!

データ――
 アルコール分 16度以上17度未満
 原材料名 米、米こうじ
 原料米 山田錦100%
 精米歩合 39%
 使用酵母 熊本系自家培養酵母
 製造年月06.1
 五町田酒造(株)


2008年1月19日追記――
 開栓後2日目。
 崩れているかと思いきや、少しも色あせていません。
 甘味が強くなり酸味が薄まりましたが、香りと相まって非常に旨いです。
 純粋にこの酒自身をつまみに酒を飲むことも可能――
 つまりは食前酒でもなく――酒のために酒だけを楽しめる酒、といった印象?
 ってこれじゃよく分かりませんね(笑)

 先日、「発泡はしていないのにも関わらず~」と書きましたが、この酸味は二酸化炭素が酒中に溶けていることによるものですね、多分。
 つまり超微炭酸酒?
 なので4、5日ぐらい置くと酸味が抜けてしまう危険性もあるので、3日ぐらいで飲みきってしまうのが良いと思います。
 しかし旨い酒です……また買おう……


687120837_103.jpg tag : 純米大吟醸 五町田酒造
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このブログについて
開栓後の味や香りの変化にも注目した日本酒ブログです。
ただし感想はあくまでも主観的な物なのでご理解の程を。
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