第193回目。
「南部美人 吟醸生原酒しぼりたて」――岩手県の酒です。
南部美人は外で飲む際に時々飲んでいる銘柄なので、今まで逆に感想を書かずにおりました。
……とりあえず今回の感想は個人的に余り納得がいっていないので、早急に別のスペックの物を飲んでリベンジしたいと考えております。
時間を置いたら全ての酒が良くなるとは考えていませんし、飲むのに最適な時間が短かったとしてもそれはその酒の個性――最適の時期を逃したなら結局は自分が悪いのだと、近頃はそう思うようになりました。
生酒は本当に難しいですね……
(飲み始め:2009年05月28日)
甘い香り。若干メロン系?アルコール感も少々。
ジュワッと広がる甘味に酸味。
アルコールの味が強くピリピリとした感覚もアリ。
濃厚。口に入れた瞬間から飲み込んだ後の余韻まで、これら味覚が口内で自己主張。
うーん、アルコール感が濃いなー、飲めば飲むほどピリピリと。
……つい最近買ったばかりなのですが、出来たばかりの物を飲めばもっとフレッシュで爽やかな味わいだった、かも?……ううむ。
食べ物と合わせるなら味の濃い物や甘い物と。結構自己主張の激しい味なので。
なかなかに良い酒だと思いますが、アルコール感が尖っているので万人向けではないかな?
今度は生にしても出来立てをすぐに、または通常商品を飲んでみようと思います。
……ただ、時間を置いたら少しまろやかになるのではないか、との期待も少々。
データ――
原材料名 米、米こうじ、醸造アルコール
精米歩合 60%
アルコール分 17度以上18度未満
製造年月 2008.11
(株)南部美人
2009年05月29日追記――
香りはメロンにヨーグルト、かな?
旨味が少々増加。若干アルコール感が弱まり、濃厚さも減少。
まったりとしてきました。
2009年05月31日追記――
メロン系の香りにアルコール少々。
旨味、甘味、酸味。アルコールが少々ピリピリ。後口には渋味少々。
濃厚ですが、若干まったり。
2009年06月02日追記――
スッキリとした香り。この若干マスカット系?アルコールの香りは控えめに。
む、まったり。ハッキリとした甘味に酸味がスッキリと絡みます。
アルコールの主張はあるものの、増加した旨味と相まって開栓直後に比べてまろやかに。
そして後口には若干の渋味とエグみ。
開栓直後と比較して良くなったとは、微妙に言えない、かも?
……ううむ、本当の意味でのしぼりたてを飲まなかったのが悔やまれます。

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