車坂 純米大吟醸 無濾過生原酒

 第3回目。
 見事なまでに読んだばかりの知識をひけらかしておりますねー……恥ずかしい……
 それにそこまで山吹色じゃないと言うか、同じくらいの色の酒は結構あると言うか……
 確かこの時は「どぶろくの造り方」みたいな本を読んだばかりだった気が。
 書籍名は書きませんがあの本も今考えてみると、「著者の考えが唯一の正しい物」として断定的に書かれていた気がしますね。
 結構日本酒関連の本には「こうであれ!」と強く言っている物が多いので、あまり知識の無い内に読むと大きな影響を受けかねません。
 実際私もそうなりかけましたし……それに完全になっていないとは言い切れない、かも?
 自分が色々飲んでいる内に段々と特定の銘柄にハマっていくならともかく、他人の意見でこの酒が旨いんだ!と決めつけてしまうのは非常に勿体ないと思います。
 日本酒は多種多様で素晴らしい物なのですからね!
 まあ、私もこんな偉そうなことを言いながら、有名銘柄や人気銘柄大好きですけどねー……やっぱり一度は飲んでみたいと言うのが人情?
 ……なので私の感想も「へえ、こいつこんな事言ってるよ」ぐらいで流し読みください。

 あと、この日記には追記として古酒について色々言っている部分がありましたが、長いので割愛しました。
 もう少し知識が付いたら改めてこのブログに書きたいと思います。

(飲み始め:2008年01月27日)

 本日は酒の色から。綺麗な山吹色です……
 実はどんな日本酒でも出来立ての状態では色がついているんですよね。
 で、それをほとんどのメーカーがわざわざ炭素濾過などで脱色してから売り出している……おかしな話ですね。
 ……これはフランス人が、白ワインに色がついているのはおかしい!無色透明にしろ!って言ってるようなものです。
 そんなことしたら色や雑味以外にも大切な成分(味とか香りとか)が抜けてしまうに決まっているじゃないですか。……そう考えれば、その異常さが理解し易いと思います。
 これはどうやら、過去の粗悪な酒が横行した時代に、
 色のついた酒=悪い酒、古くて痛んだ酒
 無色透明の酒=上等な良い酒
 という構図が作られ、その考えが現代まで引きずられていることによるらしいです。
 無難な物を手に入れるためにもっと大切な物を失う……近頃の日本の政治にも当てはまりそうな話ですが、当方お気楽日記のテーマにはそぐわないので割愛いたします(笑)
 有名なとある新潟の酒とかは炭濾過の筆頭みたいですね。無色透明~
 まあ私も味の調整のためになら、多少の操作は良いと思ってますが……度を過ぎるのはちょっと、ねえ?
 ……酒の色からも、その酒蔵の方針がわかるという話でした。

 と、まあ今日も激しく脱線したところで本題に参りましょう!(笑)
 杯を鼻に近づけると、香りは青リンゴのよう……しっかりとして腰の強い香りです。
 口に入れた時の香りもリンゴのよう……鮮烈な香りです。
 酸味と甘味が強く、例えるなら白ワインのような味わいでしょうか?
 原酒だけありアルコールの味も少々強いですが、それは一要素に過ぎません。
 芳醇で濃厚ながらもスッキリとした口当たり……あー旨い……こりゃあいい酒です。
 香りが結構強いので杯が進んでも良い香りは消えません。
 しかも色々な食べ物にも合いますので、スルスルと飲めますねー
 とりあえず開栓と同時に、四合瓶2本へ口一杯まで移したので、そのまま一升瓶に入れておくよりは酸素に触れる面積が少なく、劣化が遅いと思われます。
 チビチビと消費していきますよ~。変化は後日の追記で~
 しかしこのスペックなのに一升瓶で3150円……また買おう。うん。

データ――
 原材料名 米・米麹
 精米歩合 50%
 酵母 和歌山酵母
 原材料米品種 兵庫県特A産山田錦100%
 アルコール分 17度
 製造年月 19.12
 (株)吉村秀雄商店


2008年02月01日追記――
 さて、開栓後5日目の変化です。
 リンゴのような香りは失われていません。強くて良い香りです。
 苦味、渋味、甘味、酸味、アルコールの味が強くなりました。
 妥当な変化と言えますね。でも香りは崩れておらず、まだまだ旨いです!
 どんな食べ物にも合う……というか、甘い食べ物にも余裕で合わせられるとは……しかも和にも洋にも。
 おお、これは!落雁を口の中で溶かしながら飲むのもまた格別な味わいが……
 ……酒飲みに加えて甘党ってそりゃ体重増えますね(泣)

 開栓して即四合瓶に移した内のもう一本は、1ヶ月後にでも味わってみようと思います。
 これで変化がほとんどなければ、色々と展開が広げられそうですね~


2008年02月29日追記――
 色と香りが薄くなった気が。
 酸味と苦味、渋味が強いです。
 いやー……全く違う酒ですこれ。極力空気に触れないようにしていたのですが……
 燗したら少しはバランスが……いや、酸味が他に勝っただけか……
 あー、酒に申し訳ない……実験なんてしなければ良かった……
 金銭面以上に精神的に高くつきました……
 教訓:生酒は一度開けたら保存しちゃ駄目!


696895141_110.jpg 696895141_176.jpg tag : 純米大吟醸 吉村秀雄商店

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