第319回目。
「日本響 純米吟醸」――山形県の酒です。
今回の酒を造る小嶋総本店は、1597年創業で米沢藩上杉家の御用酒屋だったそうです。
で、この日本響と言う銘柄ですが、会社サイト上の商品説明によると「弊社の創業400年を記念し、平成8年に戦前使っていた銘柄『日本響』を復活させた酒。」とのこと。
しかも第3回インターナショナル・サケ・チャレンジ2009でゴールドメダルを受賞した酒だったりします。
……何と言うか受賞品や記念品に弱い私としては手を出さずにはいられない感じですね(笑)
まあ、それはともかくとして、酒のラベルには「上杉藩の軍旗の商標使用」が特別に認められているそうなので、上杉家がお好きな方にもお勧め、かも?
……本文をどうぞ!
(飲み始め:2010年01月23日)
穏やかなアンズを思わせる甘い香り。
穏やかで綺麗な味わい。
柔らかい甘味と酸味、旨味がジワーッと、それでいて軽やかに口の隅々まで染み渡ります。
これは落ち着くなー
うん、旨いです!
飲みやすいのでグイグイいけますね~
お、飲んでいる内にさらに旨味がジワリと。
若干の苦味も出現しましたが、これまた良いアクセントになっています。
染み入るなぁ……
食べ物との相性も良い感じ。
結構甘味が立つものの、不思議と合う印象です。
ううむ、良い感じ!
燗――
少々アルコール感と酸味が増加し、若干ピリピリ。
ただ結構面白い味わい。
変化球的にはアリかな?
データ――
原材料 米、米こうじ
精米歩合 四拾八%
酒精分 拾六度~拾七度
製造年月 09.12.
(株)小嶋総本店
2010年01月24日追記――
酸味を感じさせる香りが増加。アンズジャムっぽさも?
穏やかです……
旨味が増加、アルコールの味わいも若干増。
全体的に味が濃くなったためか、綺麗さは微妙に減少?
しかし大まかには変わらず。
良い味わいです。
食べ物との相性はさらに向上!
甘味が減ったためか(?)、さらに甘味が食べ物を邪魔しません。
旨いですね~
2010年01月25日追記――
アルコールの香りが増加。若干スッキリ。
味わいが全体的に濃く。
旨味が増加。まったりとして良い味わい。
2010年01月27日追記――
香りはそれほど変わらず。若干弱く?
アルコールの風味が増加。
口当たりには若干アルコールのピリピリ感と引っかかる感触が出現。
2010年01月29日追記――
香りはアルコールに干しアンズ。
アルコール感が結構強く、少々尖った味わいに。
アルコールの後ろから酸味、旨味、甘味、そしてアルコール由来の苦味、後口には若干渋味。
ううむ、結構辛い印象がありますね。かなり酒質が変化しました。
この味がお好きな方もいらっしゃると思いますが、私は少々苦手です……
開栓二日目ぐらいまでは非常に好きな味わいだったのですが。
……個人的にはなるべく早く飲むことを推奨いたします!
酒質の変化はともかく、良い酒ですよ~

↓お気に召しましたらクリックにご協力お願いします。
にほんブログ村 日本酒・地酒
人気ブログランキング(お酒・ドリンク) 
tag :
純米吟醸
小嶋総本店