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篠峯 どぶろく

 番外編になります。
 「篠峯 どぶろく」――奈良県の酒です。
 以前飲んだ物(その1その2)に続いて、今期3回目の奈良県産濁酒ですねー
 そして以前の物が「水もと仕込み」という特殊な製法で造られているのに対し、この酒は現在の製法で造られている物――つまりある意味では「搾っていないだけ清酒」と言えます。
 しかし「『搾らない事』で米と米麹のお酒として清酒とは違った美味しさを追求していけると確信しています」と言う蔵元の言葉と、「2009年春に「濁酒」販売のための免許を取得」した事を鑑みれば、今後の造りにおいてさらなる飛躍が望めるのではないでしょうか?
 ……って、え?これが初めての造り?……いや、販売していないだけで今までも造ってはいたのかな?
 まあ何にせよ、この独特の味わいがさらに進化するのは確実!
 来年も楽しみです!……って気が早過ぎますね(笑)

(飲み始め:2010年01月30日)

 わずかに蓋をひねると、ジワジワと液面が上昇。
 ……そしてまたいつも通り、完全に蓋ギリギリまで上がりきりました。
 これはまた千枚通しで開けるしかないのでしょうか?
 いやしかし、上昇の仕方がゆっくりだったことを考えれば無理をする必要もない?
 よし、様子を見つつジワジワと――
 30分経過――
 もう無理!(笑)

 結構吹き出したなぁ……写真だとそうでも無さそうですが(笑)
 1401635276_130.jpg
 とりあえず足や服にも酒が少しかかりました……

 さて、飲んでみます。
 酒の表面に泡の膜が……
 香りは甘い酒に……若干茶碗蒸し風?
 旨味を感じさせる香り。

 おお!ドロッドロだ!
 舌触りはムース?……あ、これは噴いた酒を猪口で受け止めて空気が入っただけかな?

 では本格的に開栓をば――
 わ!まだガスが抜けきってなかった!
 ……久々に大惨事でした(笑) ブシューって。
 多分最初から千枚通し使っていれば平気だったんでしょうねー……完全に判断ミスだ……

 む、舌触りは先ほどと余り変わらず!ムースだ!
 うん、若干固形物が増えたぐらいですねー

 味はまさに「旨味たっぷり」!
 ガツンと来る旨味、そのすぐ後には甘味と酸味、そしてスッキリ軽快な苦味。
 苦味と炭酸の効果でわずかにビールっぽさもありますが、それよりもムースのような食感の自己主張が強く、かなり独特な飲み口になっています。
 微妙にスープっぽい?

 なので温めてみます――
 酸味がシャッキリ、旨味がまろやかに。
 ……多分塩味を足したらさらにスープっぽくなりますね(笑)
 何だろう……謎ポタージュスープ?

 食べ物と合わせるなら味の濃い物と。
 物によっては苦味や甘味が干渉。

 なかなかに良い酒ですね~
 うん、この独特さが凄く良いです!

データ――
 原材料名 米、米麹
 精米歩合 70%
 アルコール分 16度以上17度未満
 日本酒度 -10程度
 製造年月 21.11.
 千代酒造(株)


2010年01月31日追記――
 旨味を感じさせる香りに、米と若干ヨーグルト系の香り。

 炭酸がほぼ抜けて、口当たりは冷たいお粥風に。
 若干甘味が増加。
 旨味に甘味、超微炭酸由来の酸味。
 苦味は落ち着いて柔らかくなった印象。
 旨味たっぷり!
 まったりと飲めますね~


2010年02月01日追記――
 なかなか強固な混ざり方なので、上澄みだけでは飲めそうにありませんね……少々残念。
 若干香りは穏やかに。
 米にヨーグルトを思わせる香り。

 炭酸がほぼ消滅し、酸味が減少。
 少々苦味が強くなり、口当たりも若干粉っぽくなってきたものの、まだまだ悪くない印象。
 穏やかな味わいです。


2010年02月03日追記――
 香りは余り変わらず。

 お、味わいもほとんど変わらず。
 口当たりも悪くなってないので、結構良い感じです。
 まったり。


2010年02月05日追記――
 香りは余り変わらず。

 旨味が増加、苦味も若干増。
 たっぷりの旨味とそれをキリッと引き締める酸味、そこに絡みつく苦味。
 舌触りの粉っぽさが進行し、若干クセも増しているものの、大まかな味わいは変わっておらず、まったりと飲める印象です。
 む、ただにごり部分は苦味や渋味などの雑味が強くなってきてますね……悪くないですが、早めに飲んだ方が良さそうです。炭酸も初日にほぼ消えてしまいますし。

 非常に独特で面白い酒でした!
 あのムースのような食感は搾っていないから出せる感じでしょうか?
 こういう酒も良いですね~


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コメント

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ノミマシタ。

お、ニゴリマニア?のkutataさんもテンション上がる、
ホンモノの濁酒ですね!

自分も、買ってないけど、飲みました。
残念ながら開栓には立ち会えませんでしたが。
ドライ&クリーミーで、甘酸っぱいていう
どぶろくのイメージとは違ってて面白かったなぁ。

去年までは「もろみ」ってあら漉し清酒だったけど、
今年はフルモデルチェンジですかねー。
(「もろみ」と2本立てかも。)

No title

久々の大惨事、、お疲れ様でした。(笑
そして、ムースからお粥にかわる口当たり、、飲み物というより食べ物??
親爺も荻窪いちべえで、シャリシャリと食べるどぶろくを呑んだ(食べた)事ありますが、結構、いけますよね。食べるお酒。

畳の雑巾がけ、大変だったでしょう。ぽち~ん♪

Re: ノミマシタ。

 ぽんちゅうさん、こんにちは~
 こういう個性的な酒って良いですよね~

 ほう、以前から同じ系統の酒もあったのですか!
 個人的には目がスカスカの布を使えば、多少こしたところで余り酒質に変わりはないようにも思えますが、それで新たな免許を取ってしまうとは、やはり酒造りのプロからしてみると全然違うんでしょうね……うん、やっぱり素晴らしい姿勢です!
 来年の造りも楽しみだな~

Re: No title

 酒呑親爺さん、こんにちは!

 念のために風呂場に移動していたおかげで最悪の事態だけは免れました!
 ……もし移動していなかったら、恐らくふすまに新たな模様が加わっていたと思います(笑)

 シャリシャリ?……凍らせた物ではなく?
 うわ!凄く気になります!
 ……そしてまた活性にごり酒が飲みたくなってきました(笑)

「篠峯」も注目の銘柄ですね。

今年は「平城京遷都」1300年の年ですから、奈良の日本酒に注目ですか。

Re: タイトルなし

 エクスプロイダーさん、こんばんは。

 ほう、注目の銘柄でしたか。
 奈良の酒には以前から良い物が多いのでお勧めですよー
「Save The 東北の酒」
Save The 東北の酒
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このブログについて
開栓後の味や香りの変化にも注目した日本酒ブログです。
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「旨い酒から変わった酒まで、全ては興味の赴くままに?」

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日本酒大好き。
評価の高い酒を見ると、思わず飛びついてしまう習性有り。
酒はある種の芸術品だと思っています。


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