第549回目。
「仙禽 50 あらばしり 無濾過生原酒」――栃木県の酒です。
今年の仙禽は矢継ぎ早に新製品を繰り出している感じで、結構攻めの姿勢が窺えますね~
……そんな中で私は昨年末に出た新酒を今頃ようやく飲んでいる、と。相変わらずですみません……
……さて、次はどれを買ってこよう?(!?)
(飲み始め:2012年02月26日)
この香りは……甘酸っぱい青リンゴに米、若干ラムネ?
丸みを帯びた濃いめの旨味と甘味に、軽快さのある酸味と超微炭酸の刺激感がジュワッと混ざり合います。
落ち着いた感じと控えめのフレッシュ感が同居。
柔らかい軽めの苦味も良いアクセント!
オリを絡めて――
旨味と渋味、上澄みとは若干感じの違う酸味が増加。
一気に複雑さが増しましたね~
上澄みに比べると若干玄人好み(?)かもしれませんが結構飲みやすいので、比較しなければ気づかない気もします。
ぐいぐい飲めます!
食べ物とは余り合わず。
甘くコッテリとした物の一部とは合う、かな?
ただ無理に合わせない方が良いかと思います。
データ――
原材料 米、米麹
精米歩合 50%
アルコール度数 17%
製造年月 2011.12
(株)せんきん
2012年02月27日追記――
香りは若干穏やかに。
甘い香りが若干増。
アルコールの風味が若干増加し、全体的に味わいが濃く。
口当たりに少しだけピリッとした感じが出現。
また穏やかな感じも増してきました。
2012年02月28日追記――
甘い香りが濃く。
若干ペタッとした香り。
アルコールの風味と甘味、米の旨味が若干増加。
口当たりのピリピリ感や後口の苦味も若干強く。
悪くないですが、若干クセが増えてきたかも。
2012年03月01日追記――
米の香りが増加。
アルコールの風味と甘味、渋味が若干増え、味わいはさらに濃くなりつつ、口当たりは若干軽くなったような?
バランスが少し尖ってきました。
2012年03月03日追記――
何らかの健康飲料を思わせる香り。
甘酸っぱい、旨味も感じられるような香り。
旨味と甘味が若干増加――いや、質が変化?
酸味や刺激感は若干減り、口当たりに少し重たい感じが出てきました。
後口の雑味などもジワジワと増してきた印象。
全体を見ればそれほど大きく崩れてはいませんが、細かい粗は結構増えてきた感じですねー
ううむ、個人的にはまだアリだと思いますが、炭酸のある内にスパッと空けてしまう方が良いかも。

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純米吟醸
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