今回は濁酒ということで番外編になります。
「鶯印のどぶろく」――福岡県の酒です。
公式サイトによると「古式製法にて可能な限り手造りで仕込ん」だ酒とのことですが、味わい的には軽快さもあって、結構流行りも取り入れているように思えました。
甘酸っぱくてグイグイ飲めるので、低アルコールとはいえ飲み過ぎにはご注意を!……と飲み過ぎた人間が言ってみたり(笑)
……では本文をどうぞー
(飲み始め:2012年09月30日)
まずは上澄み。
穏やかな香り。
これは……焼く前の食パン?
若干菓子パン風の雰囲気も。
お、穏やかな飲み口です。
若干旨味が立ち気味ですが、この甘味がメインで酸味が柔らかく続く感じは、普通の低アルコール日本酒としてもなかなかに良い感じだと思います。
続いて混ぜて。
甘い香りが若干増加。
お!飲みやすい!
甘味と酸味の感じはそのままに、米の風味や旨味が、優しく酒を持ち上げて(?)いる、と言うか……
後口には米粒由来の渋味とエグみがわずかに。
米粒の食感も滑らかで楽しい感じですね~
うん……柔らかめの甘口酒や、軽めのにごり酒が好きな方に特にお勧めです!
食べ物と合わせるなら甘味のしっかりとした物と。
む、甘い物には若干酸味が干渉……
無理に合わせなくても良いかも?
データ――
原材料 米、米麹
アルコール分 6度
蔵出し年月 12.05
(名)山口酒造場
2012年10月01日追記――
最初から混ざった状態で。
酸味を感じさせる香りが若干増加。
穏やかな酸味と旨味が若干増加。
少しだけキリッとした雰囲気が出現し、はっきりとした甘味をクイッと引き締めています。
やはり飲みやすくて良いですね~
2012年10月02日追記――
甘酸っぱい香りに、若干パン風の香り。
酸味と米の風味が若干増加。
苦味もわずかに増。
全体的に味が増えてきました。
2012年10月04日追記――
む?焼いたパン風の香りが若干?
前回の変化がそのまま少しだけ進んだ印象。
甘酒っぽさもわずかに増加。
うん、悪くない……
2012年10月06日追記――
米の香りに、若干甘酸っぱい香り。
全体的に味がさらに増加。
増えたのは主に酸味、旨味、渋味、苦味、アルコールの風味。
口当たりは少々ピリピリと。
じわじわとクセが増してきました。
個人的にはまだ嫌いじゃないですが、早く飲んだ方が旨いと思います。
開栓後は二、三日以内に飲みきるのがお勧めです!

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山口酒造場